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2009年04月09日
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テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:
『花薫る君へ』
藤田和子 著

出版社/著者からの内容紹介
金持ちの美術品ばかりを盗む“上品盗賊”が、その日盗んだものは… 今宵、貴方の恋心いただきに参ります! モダンな薫りあふれる昭和初期を舞台にした極上の恋愛夢物語。
時は昭和初期。金持ちの美術品ばかりを狙う「上品盗賊」が世間を騒がせていた。新興財閥の令嬢・池島志津(いけじましづ)は、おてんばで人情家の27歳。しかし出戻りのため、意に沿わない華族の老人との縁談を進められ…。そんな折、池島家に忍び込んだ上品盗賊こと花村祥吾(はなむらしょうご)の顔を見てしまう。志津が、祥吾を見逃してあげる条件として出したのは、なんと「一緒につれていって」というもので…。藤田和子が贈る極上のラブ・ロマンス。ここに開幕!




こーゆーのが安心して読めます(^^ゞ
昭和初期、モダンな香りがして良いですねぇ。

連作の短編集なんですが、このイケメンの怪盗は1話目で盗みに入った成金の家で
出戻りのハイカラでお転婆なこの家の娘に心を盗まれてあっさり廃業してしまいます。
おいおい、こんなに早く廃業してこれでお終いか?と思ってたら、次からは
このお嬢様が巻き込まれる厄介事を解決するため臨時に怪盗に戻ったり、遊び人に扮したり、
惚れた弱みって言うんでしょうねぇ、振り回されてます(笑)

美青年がいっぱいですよ~~
泥棒さんの花村祥吾に、花村家の家令冬馬君(もったいない、もっと活躍して欲しい)に、
志津さんの幼馴染の欣ちゃん。
華やかで爽やかで、楽しめます




花薫る君へ





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最終更新日  2009年04月09日 12時22分50秒
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