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2009年06月15日
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テーマ:本日の1冊(3693)
カテゴリ:本 ☆☆
『海の底』
有川浩 著

内容(「BOOK」データベースより)
4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく―ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。



またまた脳内変換です!
これは登場キャラのイラストなんかないんですが、夏木は神田に、冬原は栗原に。
そのまんまじゃないですか、このコンビは。
悪ふざけが過ぎて懲罰くらってぼやいてる冒頭のシーンでいきなり
神田と栗原の顔が浮かんできてしまった。
夏木が怒る、冬原がフォローとも言えないフォローをする、
カンちゃんクリちゃんもそうだったなぁ
あ・・・誰も付いてこれませんよね、ごめんなさい(^^ゞ


まるでB級特撮映画のようでした。
怪獣に襲われ街は破壊され人々は逃げ惑う、みたいな。
本の中にもあったけど「ゴジラ」の世界そのまんま。
映画と違うのは、警察と自衛隊が縄張りを争い、
政治家が愚にもつかないパワーゲームをしてるうちに無駄に被害が拡大していく所。

面白かったです。







一つ引っかかったのが圭介の事。
圭介はお山の大将で誰も彼には逆らえない。
どうしようもなく性格がひん曲がった中学生。
その原因は母親にあるんですが、ひん曲がりすぎた彼は自分の非を認めるも
素直にゴメンなさいが出来ないで、とても派手な手段でオトシマエをつけました。
けどその方法は母親にとっては「面子を潰された」以外の何物でもない。

わが子の無事より自分の体面を最優先させる母親や、勘違いな声をかけてくる父親に
「理解されてない」と圭介はがっかりしてるんですが・・・・・・

何の説明もなしに理解しろ?
そりゃ無理でしょ。
親はテレパスじゃないんだから。
自分の見たわが子の姿から見たいものだけ見るに決まってる。
理解して欲しかったらその努力はすべきだな。
親はいつだって子供の声に耳を傾ける用意はあるんだから・・・多分



海の底





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最終更新日  2009年06月15日 17時39分01秒
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