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カテゴリ:本 ☆☆
『盗まれた記憶の博物館 上』
ラルフ・イーザウ 著 内容(「MARC」データベースより) 父さんが、弟が、次々と消えていく。だれかが私の記憶を消そうとしている…。ふたごの天才コンビが古代から現代まで、時空を超えて謎に挑む壮大な歴史ロマンファンタジー。ブックステフーダー賞受賞作。 ブックオフでタイトル買いしてきました。 お気に入りの本「風の影」の書き出し・・・忘れられた本の墓場・・・ なんとなく似てません??そこに引っかかってしまいました。 主人公は女の子と男の子の双子。 女の子は気が強いコンピュータオタクで、弟はシャイな芸術家(の卵)。 最初のうちは強引なストーリー展開に 「こりゃ趣味じゃないかも・・・」と思ったけど、 読んでくうちにどんどん面白くなって行きました。 消えた父親を探して双子の弟オリバーは忘れられた記憶が集まる世界「クワシニア」へ行く。 そこで出会ったシエラザードが大切にしていたガラスで出来た小鳥の置物、ナポレオンの外套、ソクラテスの弟子だった哲学者エレウキデス。 オリバーは彼らの助けを得て不思議な世界を旅することになる。 この本の面白さは私には半分も分からないかもしれない。 シュメール、イシュタルの門、ニムロデなどなど、次々出てくる名前に ニヤッと出来る人はもっと楽しめると思います (学術的に細かいツッコミ入れちゃダメですが、ファンタジーなので) ブックオフでは上巻しかなかったので、図書館へ行ってきます。 定価で買う選択肢は私にはないですから。 余談ですが、これも男の子と女の子の双子。 しかも女の子がお姉さんでしっかり者。 たまには男の子が行動力も判断力もある頼れる兄ちゃんってのを読んでみたい。 このオリバーは単体であればかなり使える子ですけどね。 セットになるとお姉ちゃんの後ろに隠れてます。 盗まれた記憶の博物館(上) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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