テーマ:本日の1冊(3693)
カテゴリ:本
芥川賞と直木賞の発表がありましたねぇ。
芥川賞は磯崎憲一郎氏の『終の住処』 直木賞は北村薫氏の『鷺と雪(さぎとゆき)』 直木賞の『鷺と雪』はオススメですよ~~~ でも「街の灯」から読んでね、シリーズ物だから。 大好きな作家さんが大きな賞を取るのは嬉しいです。 それは良いとして、シリーズ物の最終話(だと思う)が受賞って これだけ読む人には人間関係がつかめるのかどうか。 もちろんこの作品だけでも面白いんだけど、その辺もちゃんと語られてはいるんだけど 英子さんと道子さんが仲良くなったきっかけとか ベッキーさんの過去とか、前のシリーズを読んでた方が絶対面白いし 順番に読む方が良いと思うんだけど・・・・ 最近・・・この10年ぐらいの分・・・の受賞作の中で直木賞は何作か読んでます。 全て受賞を知らずに読んだものですが。 芥川賞は116回(1996年)の辻仁成「海峡の光」以来1作も読んでないですねぇ(受賞者一覧を見ながら)それも読んだのは数年前で、辻仁成はそれ以来読むのを止めてるし(相性が悪かった) 遡って芥川賞で何を読んでるかチェックしてみたんですが 1978年の宮本輝「蛍川」、1977年の池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」、三田誠広の「僕って何」、1976年の村上龍「限りなく透明に近いブルー」ですか・・・・ この頃は読んでたんだ、われながら意外(笑) 「蛍川」は辛気臭くて好きじゃなかった。他の3作は何のことやらさっぱり分からなかった。 私の芥川賞離れが始まったのはこの頃ね。 今回の芥川賞は話題づくり先行の若いお嬢さん作家じゃないから読んでみてもいいかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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