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2009年07月26日
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テーマ:本日の1冊(3693)
カテゴリ:本 ☆☆
『鬼神伝 鬼の巻』
高田崇史 著

内容(「BOOK」データベースより)
京都の中学に転校してきて三ヵ月、天童純に友だちはいない。純の胸には生まれた時から赤紫色のふしぎな形をしたあざがあった。ある日、いじめっ子に追いかけられるうち、純は東山の麓ふかくに建つ古びた寺に迷い込み、密教僧・源雲によって時空を超え平安の都に飛ばされてしまう。胸に勾玉の形をしたあざがある純こそ封印された龍・オロチを解きはなち、鬼を退治するべく選ばれた者だという。桃太郎、一寸法師…。彼らはなぜ鬼を退治するのか。鬼とはいったい何者なのか。


土着の八百万の神々と、渡来の神々(仏なので神と言うのもどうかと思ったけど、信仰の対象って意味で)との戦いに巻き込まれた少年は、朝廷側で鬼を退治しながらも何故戦わなければならないのか釈然としないままだった。
ある戦いで鬼の少女と知り合った事がきっかけで「鬼とは何か」を考えるようになる。




聖徳太子の時代に仏教が伝来して広まって行く訳ですが、仏教は支配層の宗教だったんです。
大和朝廷がそもそもは渡来系の人たちで作られたわけですからね。
で、崇仏派と廃仏派の戦いが始まります。
これの決着は壬申の乱で崇仏派が勝利を収め、以後仏教が勢いを増して行ったんだそうです。
(大昔の古代史の講義の微かな記憶なんで曖昧なんですけどね)


この物語は平安京が舞台です。
居場所を奪われ、敵対する存在として「鬼」とくくられ迫害され、それでも土着の神としての誇りを失わず戦い続けてる神々がカッコいいです。

人の話を聞こうともしない小野篁、いい性格してます。



鬼神伝(鬼の巻)





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最終更新日  2009年07月26日 08時30分59秒
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