銀座をぶらついてたら「藤城清治展」の看板を見つけました。
先日テレビで長崎・軍艦島の制作をしている彼の番組を見てたので
もしかして軍艦島が見られるかも、と思ってギャラリーに入ってきました。



入場料800円を払って会場に入ったら入り口付近に客はいない。
夕刻だしもうまばらになってくる時間なのかなぁと思ってたら
会場には藤城氏のスピーチが流れてます。
映像でも流してるんだろうかと思ってました。
コーナーを曲がるとやたらと人が多くて、あれ？本人が来てる？
奥まで見通せなくて何が起こってるのかわかってない私(^^ゞ

会場の隅にはオードブルのお皿が置かれ、飲み物を配したテーブルが置かれ・・・

ひょっとして・・・・・
オープニングのパーティに紛れ込んでしまったのか？？？？？

しまったんです（笑）


藤城氏のスピーチが終わり、歓談しながら作品鑑賞が始まりましたが、
私に歓談する相手なんぞいない。
わけもわからず勧められるままにワインを頂きビールを頂き
オードブルをしこたま食らってきました(^^;; ヒヤアセ
夕食がここで済んでしまったラッキー!!ヾ(･･;)ｫｨｫｨ

飲んだり食ったりしただけじゃなくちゃんと作品も見てきましたよ。
ぜひとも見たかった軍艦島がありました。


確か長崎での展覧会に出品するのに時間と競争してらした作品です。




これを見てたご婦人が「これのどこが広島なの？」と言ってるのが耳に入り
これを見て広島と分からない日本人がいる事に愕然としました。

画像は下の部分が切れてしまったんですが、実際のドームは周りに瓦礫が散らばってます。
でもこの作品は蓮の葉で埋め尽くされてる。空を舞う鶴や蓮の葉に祈りを感じました。




三春の滝桜　本物も見事だったけど、この作品もすばらしかったです。

影絵の他にスケッチも展示してありました。このスケッチもタッチが柔らかくて素敵です。
美術館と違って写真を撮ってもとがめられないのが良いですね。


子供の頃は藤城氏の絵が怖くて彼の絵本が読めなかった記憶があります。
それがいつ頃からかこびとは可愛く見えて大好きになってました。
人の好みって変わるもんですねぇ。

時の人マイケルもありましたよ、We Are The Worldの頃。


ポストカード1枚、ポスター2枚をお土産に頂いて、かなり上機嫌で会場を後にしました。
展示会は銀座教文官9Fウェンライトホールで10月18日までです。