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カテゴリ:本 ☆☆
『饗宴(シュンポシオン)―ソクラテス最後の事件』
柳 広司 著 内容(「BOOK」データベースより) アテナイに巣くう謎をソクラテスが解体し、親友のクリトンが事件を記録する。あたかもホームズ譚を思わせるような舞台に、仕掛けられたバラバラ死体、衆人環視の死、狂ってゆく女たち、敵を求める男たち、そして…。すべてはアテナイを暗雲でおおうピュタゴラス教団の悪魔的所業なのか。『贋作「坊っちゃん」殺人事件』で朝日新人文学賞を受賞した新鋭による受賞第一作。 古代ギリシャの人々が生き生きと描かれていて、まるで「見て来た」様で とっつき難かったソクラテスをずいぶん身近に感じました。 高校の哲学の授業に出てきたソクラテスはわけ分かりませんでしたからね(^^ゞ 話題の「ダブル・ジョーカー」や「ジョーカー・ゲーム」を図書館で直ぐに借りられるわけも無く、棚にあったこれと「トーキョー・プリズン 」を借りてきましたが、はまりそうな予感がする作家さんです。 饗宴(シュンポシオン) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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