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カテゴリ:本 ☆☆
『樹上のゆりかご』
荻原 規子 著 内容(「BOOK」データベースより) そのとき、愛の不可解さと宇宙で一番の謎を知る。都立高校を舞台にしたミステリアスな青春小説。 おい!これ↑じゃぁ何の事かわからんだろうに!! 某密林さんからコピペしてきたんですけどね(^^ゞ ミステリなんで、あらすじ書いちゃうのもねぇ。。。。。。 元は男子校だった共学校なので旧制中学時代からの女子には理解できない伝統が連綿と続いてて、敏感な女子はそこに違和感や疎外感を抱き、ちゃっかりした女子はその伝統に乗っかっている。この環境がかなり大きなウェートを占めてます。 ストーリーと関係ないけど、 元男子校で、男女比が7対3だったかな、校内に共学クラスと男子クラスがあるんですが それって普通なのかな。共学になって間もないから女子の入学が少ない?じゃないな、総合選抜で、入学先は振り分けられるってあったから数の調整なんてそれ程難しい事じゃない。 ここにこだわってしまったのは私の母校が元女子高なんですよね。 女子高の名残は家政科があるところなんですが、普通科は完全に男女が同数だったので この極端な男女の比率にすごく違和感があって。 「共学クラスだから彼女が出来るって事でもないだろう」みたいなセリフがありましたが それはその通り!!私の高校時代、クラスに女子はいるのに、しかも異性の目があるからかなり外見を取り繕って可愛い子や優しい子を演じてるのに家政科の女子とくっつく男子が多かったですねぇ。 家政科は異性の目がないから・・・・・なのに(笑) 学園物のミステリなので、その時代が遥か彼方の私には登場人物の誰かに感情移入するのが難しいです。それでもすごく面白く読めました。サロメの解釈を巡って語り合ってるところは特に。 『これは王国のかぎ』が先に来るんですね、そっちも読んでみます。 樹上のゆりかご 樹上のゆりかご お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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