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2010年03月13日
テーマ：本日の１冊(3692)
カテゴリ：本
 奇巌城 「昔の名前で出ています」じゃないけどね、昔のカバー絵で文庫化されました。 小学生の頃、これをハード･カバーで読んでたのよ。懐かしいなぁ。 それまで清く正しい児童書、子供が頑張るとか子供が良い子とか子供がけなげとか、そんなんばかり読んでたので泥棒が主人公でミステリ（推理小説だな）ってのが新鮮だった。 ルパンと同じ頃ホームズを読み始め、児童書を卒業する頃クリスティを知って、漢字にルビが必要なくなって、文庫でホームズとルパンを読み直し、こうしてみると中学時代は翻訳物ばっかり読んでたのね。 高校になってからは横溝正史に松本清張に江戸川乱歩。反動のように日本の作家ばっかり(^^ゞ 乱歩の「パノラマ島奇談」とか「人間椅子」とか「屋根裏の散歩者」なんかは純情な高校生はドキドキしながら読んでたな。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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