|
カテゴリ:今日の施術
昨日の患者さんがみえられました。
何となくすっきりしない様子。 この患者さん、結果を強く求めているのですが、どのような結果を求めているのかといえば、楽になった状態が続くことです。 患者さん曰く「他の整体でも痛みは緩和するが、少し日が経つとまた元の状態に戻る。とりあえず、3回来て他と同じなら止めよう」ということです。 施術は昨日とは違って、いろいろなことを患者さんの体から教えて頂き、30分ほど時間がかかったと思います。 施術が終わり症状を聞きますと、昨日と同様な表現をします。 私はいつもどおり施術内容を説明します。 そこで気がついたことも全て話します。 患者さんが施術料を払おうとした時、私は「施術料はいりません」。 理由は、「その患者さんの求めている結果というのは、今、体が楽になる結果ではなく、体が楽であることが続く結果」だからです。 つまり、自宅に戻られてまた元の状態にもどる、もしくは明日になったら元の状態に戻るのであれば、患者さんの求めている結果ではないですね。 一回目より二回目のほうで、体が楽になっている時間が伸びているならば、確かに施術の効果があったと言えるはずです。 であるならば、その上で施術料をどうするかを決めるのが適切だと言えないでしょうか? 私はよく口にすることですが、”患者さんの身体が持っている「恒常性・自然治癒力・生命力」を引き出す、発揮させる”と言います。 実際、私はそれらのどの力なのかは分からないですが、確かに患者さんの身体の力と自身が持つ力とそれ以外の力を、施術のなかに共同作業という形で取り入れていると確信して行なっています。 目標は患者さんの健康回復においてます。 私の行う施術は、患者さんの健康回復を目標において共同作業で行うスタイルです。 「患者さんが何を願い、どうしたいのかをしっかりと理解した上で施術を行う」、その患者さんからまた一つ学んだと思います。 ありがとうございます。 患者さんの心身全てが先生です。 ナルサワ自然療法院
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[今日の施術] カテゴリの最新記事
|