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カテゴリ:こんな風に感じる
Sちゃんが休日の月曜日はデートの日だ。 11時から会おうとかじゃなくて、9時とか朝早くから会う。 運転する横顔が疲れている。白い肌がいっそう青白く感じる。
「昨日夜眠れなかった」という。仕事が多忙で??悩み事でも? Sちゃんは首を振る。 「■子に会えるのが嬉しくて・・寝付けないんだ」 キュンとする・・ もう付き合いだして1年半が過ぎたのに、まだそんなことを言ってくれる。 07年の7月ころは、私とは2ヶ月くらい付き合ってくれて、 その後は同世代の女性と楽しい人生を送るに違いない・・そう思っていた。 Sちゃんは、そうなるべきだと思っていた。 Sちゃんは北の生まれだ。 ご両親は宗教依存で、精神不安定。育児放棄をして、 残された幼いSちゃんと弟と妹はいつも、飢えていた。 飢えのために、小学生で犯罪を犯してしまう。 親元から矯正施設に入り、やっと空腹から逃れた。 故郷を離れて北関東の大きな工場に派遣として入り、 出会い系で私と知り合った。 一週間に一回は私が電車で数時間かけて彼に会いに行き、 夜、車で私を送ってくれた。 別れ際はいつも私を抱きしめて、さびしいさびしいと泣いた。 私は自宅がすぐそこなので、冷や冷やしたものだ。 08年になると、派遣切りの気配が色濃くなってきた。 その工場に見切りをつけて、私の住む県へと引越すことになった。 少しでも私の側にいたいと言い、私も彼が側に来る事は賛成だった。 身寄りがない彼に、もしもの事があったら、私が助けてあげられるし・・ 私は彼の住む新しいアパートを探し、初期費用を彼に貸した。 駐車場・管理費こみで4万円の1DK。駅から遠いので格安だ。 ナニもない部屋に、リサイクルショップで揃えた家電やテーブルを運ぶ。 楽しそうに運び入れる彼の傍らで、私は自問自答する 「これで良いのかな・・・本当にこれで良いのかな・・・」 17歳年下の、若い可愛い男に入れあげる主婦なんて、 ホストに夢中になる女と似ているかも知れない。 どこにでもある、ありふれた馬鹿話に思われても仕方ない。 ただ、ホストと彼は違う。 ホストは仕事だ。女性に気持ちよくお金を使わせるために媚、へつらう。 彼は私にお金を無心しない。食事代から遊ぶお金、全て出してくれる。 精神的にも私をいつも支えてくれる。 これが未来永劫続かないにしても、その一途さに私は折れる。 「このままで良いか・・私達は・・」と負ける。 「私達だけは、神様が許してくれるかもしれない・・」と都合よく甘える。 彼が私にくれた一番のプレゼントは「希望」だと思う。 子供がない私に、彼は若い苦しみや、強さ、明るさを見せてくれる。 それを見せられるたびに私は笑い、呆れ、怒り、羨望する。 全て、私が諦めたものだったから、彼には感謝してもしつくせない
さて、、 今日は彼と近くのモールでショッピングをして、コストコに行った。 それから近くのラブホに入った。
ホテルはあまり来なくなったけど、たまに、彼と私は外出先で欲情するので 入っちゃう。 今日もそんなことで楽しんだ後、シーツに赤い血が滴っていた。 彼の指も血で染まっている 生理か??と思うが生理は先週で終わっていた。 じゃあ体のどこから出血しているのか? Sちゃんはとっさに私の膣の中に舌を入れた。 「血の味はしないから、■子じゃないなぁ」 お互いの体を確認したが わからない。 「あーーーーー」とSちゃんがまた声を上げた。 チン○ンの皮をむいたところ、亀頭を紙で切ったようにスーーッと血が 出ていた。そこから血が出ていたのだ 「いたそう・・・」 直径3センチほどの血痕がシーツについたので、かなり出ている。 皮で再び覆い、血が止まるまで安静にしなきゃ・・ しばらくオニャニー禁止 チンチンから流血しながらも、Sちゃんは私に言う 「絶対離さないから・・・」 この言葉を信じてみよう・・私はこの子の為に、少しでも長く生きよう。 もう少し、このままでいる事を、運命の神様に許して貰おう・・ 私がこうしている事で、旦那の事を泣かせたりしないから。 私が今より沢山強くなって、Sちゃんと、旦那を守れば、それで良いんだ。
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Last updated
2009.02.17 20:02:46
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