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愚かだからボーっとブログ書いてます

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2021.02.07
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今月54歳になる
一つ数字があがるときに、、
まだ生意気だけど、人生を振り返る。
そしたら思い出した人がいた。。
中学三年生のときの事、、
私のクラスは学校の札付きばかりが集まったクラスで
そこに芋っぽい者たちへのイジメがあった。
誰しもがいじめられまいと、
ターゲットを模索していた。
そこで受けたダメージに今も冷や汗をかくんだけど、
中には学校に来なくなった人もいたけど、
私は毎日 とりあえず学校へと足を運んだ
当時、家もひどい状況で 私はどこにも安らぎがなく
ほぼ死んだように過ごしていた。
動作の一つ一つに注意を払い、、
呼吸すらも我慢していたものだ。
細かい事は書かない
ただ、一人だけ 生まれて初めての感情も持った
その光明はすがすがしい程 明るくて清潔だった。
金星みたいにピカーーーーッて
今も私の心をほかほかと温めてくれる。
光源は『正幸君』て男の子だ。
正幸君はサッカー部で、そんなに大きい子じゃなかった、
頭もそんなに良くないし、
家庭環境も複雑で、、てか貧乏だったので
中学からバイトをしていた。
家は火宅、学校ではイジメぬかれて疲弊する私の事を
良く笑わせてくれた数少ない味方だった。
性格が良いから皆に愛されていて
すごくかわいい 美香ちゃんていう彼女もいて
田舎の中学生の中では進んでいた人だった。
そんな人気者の正幸君が
2月の私の誕生日に『はい』とプレゼントをくれたのだ
「え」と私は戸惑ったけど、その場で開けた
中には可愛いマスコットが入っていて
当時流行りだしたウォークマンつけたマスコットだった
「可愛い、、ありがとう」私は正幸君に礼を言った
なんで こんな事してくれるんだろう、、、
不思議だった。
私立のすべり止めも合格していたし、、そのお祝いだったのか
クラスの半分以上から痛めつけられていた私に優しくするのも
勇気がいったろうに、、、
私は同級生がいない都心部の私立に通う事になった。
社会人になって、クラス会にしつこく誘われるようになった
同じくイジメられていた人達と相談し
「いい思い出がないから、誘わないでほしい」とハッキリと告げた。
本当は正幸君には会って、話がしたかった。
お礼が言いたかった。
あのマスコットは実家を探せばきっと出てくると思うし
「これ覚えてる??」なんて、、そんな話をしたかった
卒業して40年近くなるんだけど
今でも、正幸くんの事をハッキリと思い出す 
笑顔も、サッカーのユニフォーム姿もぜんぶ思い出せる。
初恋じゃないのが不思議なんだよ(笑)
ただただ、、光として覚えている。
真の絶望を救ってくれたのは、、
私の人生の中では正幸君と夫だけだ
きっと素敵なおじさんになってるだろうな。
彼の幸せを強く強く願っている。





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Last updated  2021.02.07 19:42:35
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