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中学生の生徒達と共に登山やスポーツそして英語研修を中心に信越にて数日間過した。沢山のハプニングもあったが、自分にとっては学ぶことの多い合宿となったのではないか、と思う。
私は今回の合宿中、あまりやったこともなく苦手とも言える「テニス」に挑戦した。超初心者の為、生徒にからかわれたりもしたが「テニス」に面白みを見出すことが出来「テニスを極めたい」と思えたことは、私が今回のキャンプで得た大きな収穫の一つだった。帰宅後、早速「テニススクール」のパンフレットを片手にする。 これに付随して、「どんなことにも興味を示して挑戦することの大切さ」は、今回の合宿中に私が一番生徒に伝えたかったことだった。人間誰にでも「苦手なこと」「嫌いなこと」「出来ないこと」があると思う。しかし、それを「苦手、嫌い、出来ない」で片付けてしまっては、いわゆる「食わず嫌い」で自分の可能性を狭めてしまう結果となってしまうと思うからだ。「苦手、嫌い、出来ない」からこそ、あえて「挑戦」し、新しい自分に気がついて欲しかった。やってみなければ分からないけれどもやってみたら楽しいかもしれない、出来るかもしれない。駄目だったらその時考えれば良いじゃない、そう思う。 挑戦することで嫌いなものを好きになったり、出来なかったことが出来たりする。好きになったり、出来たりするとそれが自信に繋がる。自分に自信を持てると、結果として一回りも二回りも深みのある人間になって行けるのではないかと思う。 大学時代の先輩方から「より良い過程があればそれなりの結果がついてくる」と教えて頂いた。やる前から結果を意識するのではなく、より良い結果につなげる為に必要な「挑戦」や「努力」。これに繋がるものがあるように感じる。 登山は「一部急だが、基本的にはなだらかなハイキングコース」と言うことだったので気楽な気持ちでいたが、案外急で足場が悪い、登り甲斐のある山だった。天気が良かったことが救いだが、途中で怪我をしたり、弱音を吐く生徒もいた。そんな中、全員が頂上に到着出来たことから得た「達成感」!これは結果として、生徒一人一人の「自信」に繋がったことは間違いないであろう。 共同生活をする上で大切なことを理解したり、目標を定めてそれを遂行することで達成感や充実感を味わう等、生徒らにとっては一皮向ける合宿となる一方で、私は彼らの日々の変化を間近で感じられることから嬉しさや喜びを見出すことも出来た。 ※山の麓の広々とした牧場、そしてモコモコした羊達はとてもかわいらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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