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Live at Otooles Tavern by Rick Danko&Richard Manuel 当たり前の事なのだがレコードと言う物は記録である。 まだ来ない他のメンバーを待ちくたびれた二人がちょっとウオーミングアップしている。 そんな雰囲気のレコード。 1985年のライヴ、リチャードの自死前年である。 ピアノとベース、時にギターだけの二人だけのライヴ。 削ぎ落としたサウンドが身上のザ バンドのレパートリーが何曲か演じられている、 さらに削ぎ落とされたサウンド、リチャードがどれだけあのサウンドに貢献していたかが良くわかる。 ヴォーカルの素晴らしさは改めて言うまでもない。 しかしあの チェスト フィーヴァーをガースハドスンのオルガン無しでここまでカッコよくロックさせるなんて。 ザ バンドの隙間だらけに聴こえるが実はとても精巧に作られていたあのサウンドの秘密が此処にあった。 リック ダンコもリチャード マニュエルも もう天国の扉を開いて逝ってしまった。 そんな二人だけのライヴが記録されていたなんて。これは奇跡である。 「まだあいつら来ないなー」なんて言いながら今頃天国の楽屋でこんなセッションしているのだろうか・・・ 当たり前の事だがこれは単なる記録では無い。 2009年発売 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 23, 2010 01:00:37 AM
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