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カテゴリ:元ちとせ
この夏、ズーム SUPERステージで元ちとせが「死んだ女の子」を歌うそうです。
↓以下、オフィスオーガスタ公式HP、元ちとせサイト内のTOPICS欄から抜粋です。 ■ズーム SUPERステージ 元ちとせ×岡本太郎「明日の神話」【NEW】 30年の歳月を経て再生した、岡本太郎最大の幻の壁画「明日の神話」。 現在汐留で特別展示中である、原爆をテーマにしたこの作品を前にして、 元ちとせがパフォーマンスすることが決定しました! 原爆投下から60年となる昨年夏に坂本龍一氏と甦らせた、原爆で犠牲に なった少女を描いた「死んだ女の子」を再び歌います。パブリックスペースでの 披露は、原爆ドーム前での坂本龍一氏との競演以来、丸1年ぶり。 元ちとせの稀有な歌声と岡本太郎氏の芸術とのコラボレーションは、 最初で最後のチャンス! 8月4日(金)18時開演~ 汐留・日テレプラザ ゼロスタ広場 (荒天の場合は中止致します) このイベントの模様は8月7日(月)の「ズームイン!!SUPER」で放送予定です。 坂本龍一氏とのコラボレート曲である「死んだ女の子」。元ちとせの歌からは、重くて暗い風が吹きつける中で、さまよい駆けて行く女の子の白い素足が浮かび上がって見えました。最初聴いた頃は自分では歌えなかったです。くちずさむ、カラオケで歌うとか絶対無理だと思いました。軟着陸させるには時間のかかる歌です。 去年TBSの筑紫哲也さんの番組「NEWS 23」で坂本龍一さんと元ちとせでこの曲を広島原爆ドームの前から生中継でパフォーマンスをするという場面があり、今からこの楽曲を演奏することに対する意気込みを聞かれた坂本さんも「あまり考えないように、ただパフォーマンスに集中したい。いろいろ考えると泣けてしまうので」と仰っていました。ちとせは「歌うことを、自分に出来ることをしていきたい」というようなことを言っていました。 何年も時をかけて自分の歌にしてきたんだろうな、と思いました。 「死んだ女の子」は20世紀トルコを代表する社会派詩人 ナジム・ヒクメットの詩に曲がつけられたもの。今までにも作曲や訳詞が違う作品を、何組かのアーティストが発表しています。その都度争いをやめようという呼びかけ、反戦反核の強いメッセージが込められたものであったろうと思います。重いメッセージではあるけれど、ちとせが歌っていくならちとせの歌で憶えていきたいなあと思いました。 高石友也/想い出の赤いヤッケ 高石友也 フォーク・アルバム第1集(+4) CD・二本松はじめ「母になった娘へ」 花はどこへ行った~ソングス・オブ・ピート・シーガー ●元ちとせ“ハナダイロ”<初回生産限定盤>CD+DVD(2006/5/10) ↑元ちとせの「死んだ女の子」(坂本龍一編曲)はアルバム「ハナダイロ」初回限定盤に、ボーナストラックとして収録されています。 今夏、インターネットと携帯に向けて「死んだ女の子」は再配信されるようです。(↓以下元ちとせ公式サイト、TOPICS欄より抜粋) 2006年8月2日より終戦記念日の8月16日まで、下記楽曲のリリースを下記の形でのみ行います。 元ちとせ「死んだ女の子」(ナジム・ヒクメット作詞・外山雄三作曲・坂本龍一プロデュース) 趣旨の特殊性もあり携帯と配信によるシングル・リリースし、その利益をユニセフへドネーション。 ●インターネット配信 bitmusic,Mora,MusicDrop,Anymusic,Yahoo!ミュージック 価格\210 ●着うた(まるR表記) レーベルモバイル「レコード会社直営♪サウンド」サイト 価格\210 着うたフル レーベルモバイル「レコード会社直営♪サウンド」サイト 価格¥420 ライブツアーで大勢の人たちの前で歌って育てられてきた「死んだ女の子」。どんな歌になっているのか、8月7日(月)の放送を待ちたいです。 なお、公式情報を読んでまた一緒にパフォーマンスするんだと思っていましたが、ライブ当日坂本龍一さんも出演されるのかは、ちょっと不明です。 ----------------------------------------------------- 追加 修復再生された岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」は8月4日当日を含め7月8日から8月末日までの約2ヶ間、東京汐留日本テレビ日テレプラザ ゼロスタ広場にて無料公開されているそうです。岡本太郎「明日の神話」再生プロジェクトのオフィシャルページに情報がありました。 縦5.5メートル、横30メートルの大作「明日の神話」。岡本太郎記念館館長岡本敏子さんによれば(以下本文抜粋)、 『明日の神話』は原爆の炸裂する瞬間を描いた、 岡本太郎の最大、最高の傑作である。 (中略) ~これはいわゆる原爆図のように、ただ惨めな、 酷い、被害者の絵ではない。 (中略) 悲劇に負けていない。 あの凶々しい破壊の力が炸裂した瞬間に、 それと拮抗する激しさ、力強さで人間の誇り、純粋な憤りが燃えあがる。 タイトル『明日の神話』は象徴的だ。 その瞬間は、死と、破壊と、不毛だけをまき散らしたのではない。 残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間、 誇らかに『明日の神話』が生まれるのだ。 岡本太郎はそう信じた。この絵は彼の痛切なメッセージだ。 (中略) この絵が発するメッセージは強く、鋭い。 負けないぞ。絵全体が高らかに哄笑し、誇り高く炸裂している。 私はTVの画面からになりますが、この壁画を見てどんな気持ちが生まれるか、確認してみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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