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カテゴリ:本・コミック
家の中にそんなにいつも漫画はなかったので、たまに友達のを回し読みで貸してもらうのが子供の頃は面白かったものです。
それもその友達のお姉ちゃんが読んでいたという何年も前の古い月刊漫画誌とか。 別マとか! りぼんとか! ぶ~けとか! そんなにまでして夢中になってたのもなつかしいです。 一番最初に読んだマンガはなんだろうなあ、と考えていたのですが、 上の兄弟からか、ある時どっさりと古い漫画が送られてきたことがあって、それが私には一番最初の、そして今まで読んだ中で一番古い年代の、一番影響が残っているマンガみたいです。 手塚治虫・・・ 『紙の砦』(かみのとりで。当時漢字が読めなくて、「かみのつぶて」かなーとあたりをつけて読んでました) 戦後(戦中も?)のあらゆるものが不足していたころの手塚青年の物語。 食べ物がなくひもじくて、みんなで夜中に他人の芋畑にサツマイモを盗みに忍んで行って、最初は盗みに抵抗を感じていた主人公が、芋ひとつのために(特別大きい芋でしたが)やがて夢中になって、ただ食べたい一心でひとり夜が明ける頃まで掘り続ける姿など、それはそれはもう忘れられません。 『空気の底』 『鳥人大系』鳥が上位の世界。人間は裸で首をつながれて獣のような扱いを受けています。 『ブッダ』シッダールタ・・・バラモン・・・私には真新しい言葉でした(というか新しく覚えたからって、どこで使えるでもありませんが)。 子供の頃のことなだけに一層ズシンと印象重いです、手塚作品…。 「マンガ」が面白くて何度も読んだんですがね。 でもせめて、「ふしぎのメルモ」とか「リボンの騎士」あたりも読みたかった。 あとは石森章太郎(後に石ノ森に改名)の 『青いけもの』 楽天では画像探せなかったです。「オンライン書店ビーケーワン」から。でも売り切れ 古い本の回転が早すぎるよー。 そういえば、似てるわけじゃないけど、テーマの延長線上に「寄生獣」も位置している気が…します。 あとは、ちばてつや だ。 『あしたのジョー』 ジョー~! 立つんだジョー~~!! …って、最後まで読んだ記憶はないんですが。 そういえばひとまとまりに家にあったこれらの漫画はいつの間にか無くなっていたけど、どこにやってしまったんだろう? 「ブッダ」も完読してないままなので、いつか大人読みしたいです。 また違う感じで読めそうだし。 検索していて見つけた手塚プロダクション運営の「手塚治虫@ワールド」 なんだか見ていて楽しいサイトです。
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