『バガヴァッド・ギーター』の9章も
成瀬先生の解説と共に学んでいったので
自分の独学だったら見逃していたんじゃないかな~って思える部分がありました。
『
マハーバーラタ(第3巻)』
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この本も成瀬先生のお薦めの本で
全体の流れをつかむのに良いそうです。
まずは、
9章26節
【 人が信愛(バクティ)をこめて私に葉、花、果実、水を供えるなら、
その敬虔な人から、信愛をもって捧げられたものを私は受ける。】
バクティ・ヨーガの始まりです。
それまでは
神との交わりはバラモンの特権で
一般民衆は勝手に神へ信愛を捧げるという行為が認められていませんで した。
ほとんどがバラモンに依頼し、
彼らの行う祭祀を通して願い事を伝えてもらうというもので
神様へ信愛を捧げることによって救われるという
今ではあたりまえになっている宗教の形がそれまで認められていなかっ たのですが
ここから変わってきます。
一般の人達が直接神と接することができるようになりました。
凄いですね。
また 9章28節では
【かくてあなたは、善悪の果報をもたらす行為(業)の束縛から解放されるだろう
放擲のヨーガに専心し、解脱して私に至るであろう】
とここでまた【放擲】というカルマ・ヨーガ的な考え方も出てきます。
【積極的に神様に捧げる】 ということが説かれています。
このバクティ・ヨーガの理解に役立っているのが
『
いまに生きるインドの叡智』
なんです。
まだまだ第9章の読みどころがありますので
次回に続けたいと思います。
写真はY.L.S.の学習の後に行ったインド料理屋さんでいただいた 【泡盛ラッシー】です。
このインド料理屋さんでは 沖縄料理もちょっと頂くことができるんです♪