昨日から引き続き
『白隠を歩く』から
昨日のブログで紹介した
内観を行なって疲れてしまった時には
「なんその法」を行なうと良いと白幽子は説いています。
「そ」とは
牛乳や羊の乳を煮詰めた練乳のことで
色や香りの清らかな卵大の「そ」を頭上に乗せて
それが自然と身体の下部(両肩、両腕、両乳、胸、肺、胃腹、背骨、尾骨)
へと注いでくると観ずる。
そして
足の土踏まずまで浸したと観ずる時
身心が快適になると。
この「なんその法」は八雲教室で一緒のTさんのお勧めでもあります♪
『夜船閑話』は宝暦7年(1757)白隠さんが73歳の時に書かれたものです。
現代でも『白隠の健康法』として『遠羅天釜』とともに
一種のロングセラーになっている養生書となっています。
これは「なんその法」もやってみる価値がありそうですね♪