１週間以上、あるいは二週間ないし三週間のウポワズと浄化法

2009.08.22

引き続き

『釈尊の食法とウポワズ』から

2009-07-19 09:31:00

今回も実践編です。

●１週間以上　あるいは　二週間ないし三週間のウポワズと浄化法

ウポワズも宗教的な修行を目的とする場合や

自己の体力の限界に挑むとか

自己変革法として克己忍耐の修行に為に実践するとか

また現代医学で容易に治らない難病治療のためのものとなると

一週間ないし二週間または三週間のウポワズが必要になる。

また三日食を断ち、四日目毎に前述の要領で胃腸の洗浄をすればより効果的です。

若し四日日毎の胃腸の洗浄をしないでいると

なかには舌苔が出てきて口中の悪臭や口のネバネバした嫌な感じと

全身の倦怠感や疲労感にさいなまれて

頭が重くなる人がいる。

ただし

この１週間以上のウポワズを実施するには

信頼できる経験を積んだ指導者のもとで行なうことが肝要である。

この優れた行法も誤って行なえば

一面危険な要素もひそんでいるだけに

よき指導者を選ぶことは肝要である。

長期間のウポワズにはそれに付随して

同期間の補食過程が必要となる。

ウポワズの効果を求めるには

その補食の期間を無事経過して

もとに戻ることが必須の条件であるのに

往々にしてウポワズの最中に我慢していたにも関わらず

飢餓感に囚われ負けて　つい過食を犯し

せっかく洗浄した胃腸に変調をきたし

逆効果を醸し出すことがある。

↑　たった１日にお断食の後に・・・
　　
　　過食を犯した経験があるからよ～くわかります。

それにしても

釈尊が１日あるいは二日または三日のウポワズ行を平常実践され　

またお弟子たちにもすすめられて

一般の健康な人にも一週間を限界にして

指導されておられたことに注意すべきであろう。

それは１日１食主義より始められて

半月間に一食のみといったいろいろな実践行から感得されたところの普遍的方法である。

つづく～

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Last updated 2009.08.23 09:26:35
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