昨日の消えた記事を
アップします♪
ビックリ!インド人の頭の中『
ビックリ!インド人の頭の中』に書かれていた
もう少し知りたい人のための書籍案内
インド哲学とその背景になっているインド思想について
もう少しまとまった理解を得たい人のために
廉価で
できれば絶版でなくて
入手しやすい書籍
あまりに高度に専門的ではない書籍を紹介してくれていますので
抜粋して紹介したいと思います。
原典和訳
●辻直四郎訳
『リグ・ヴェーダ讃歌』岩波文庫
『
リグ・ヴェーダ讃歌』
現存するインド最古の文献。
アーリア人がインドに持ち込んだヴェーダの宗教で最初の作品を抄訳したもの。
豊富なインド神話そのものもきょうみ深い。
特に
いくつかの世界創造神話と
世界はもと有であったか無であったかについてやや哲学的な話しも後半部分に入っている。
●辻直四郎訳
『
アタルヴァ・ヴェーダ讃歌』岩波文庫
ヴェーダの祭式の実効性をより高めるための呪文を集めたものです。
呪文は
それが真実であるということで
望む世界を実現する力があると考えられた。
●上村勝彦訳
『
バガヴァッド・ギーター』岩波文庫
●鎧淳訳
『
完訳バガヴァッド・ギーター』
『バガヴァッド・ギーター』は
「神(=ヴィシュヌ)の歌」という意味で
ヒンドゥー教初期の大叙事詩『マハーバーラタ』の一部をなす小説。
おおよそ二元論哲学をベースにしながら
どのようにしたら人は解脱などの自己救済に到達できるかを説いている。
結果を顧みることなく本務を遂行すれば
神の恩寵によって救われるという行動哲学は
近年ではインド独立のの父マハートマー・ガーンディーの
こころの支えともなった。
ヒンドゥー教のバイブルといわれ
インドのどの分野に関心のある人でも必読の書。
まだまだ続く~