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テーマ:■ヨガ・ピラティス■(2543)
カテゴリ:YOGA
今読んでいる本は『語るインド』という
伊藤武先生が書かれているサンスクリット入門の本です。 本にも書かれていますが・・・ サンスクリット入門と言っても 文法面から正攻法で攻めている本ではなくて 裏口からこっそりと サンスクリット語に託された太古の そして未来につながる知慧が書かれた 言葉の文化誌になっていて 読みやすいです。 私達の行っているヨーガのアーサナはサンスクリット語と日本語で紹介させて頂いています。 また、レッスンの時に唱えるマントラもサンスクリット語です。 もちろん! YOGA (ヨーガ) はサンスクリット語です。 【O】は長母音なので 【ヨーガ】が正しい発音になります。 この本には サンスクリット語は活用や曲用が超複雑なため言語オタクのための言語と呼ばれていると書かれていますが 日本語になったサンスクリットの言葉はたくさんあるようです。 ダンナ バンダナ シャバ イラカ (イラカの波と雲の波~♪ のイラカです) これらはみんなサンスクリットが訛っている状態です。 南インドでのサンスクリット語は訛っているようです。 南インドのバラモンはサンスクリットの本来の持ち主ではなく 数千年前、広大なユーラシア大陸のど真ん中から出てきて ヨーロッパへ イランへ インドへと大移動したアーリア人(インド・ヨーロッパ語族)の子孫ではなくて アーリヤ人以前にインドに住んでいた主民族であり アーリヤ人にインド半島の南に押し込められたトラヴィダ人の末裔なんです。 ↑ このあたりは、『インドの叡智』でも学びました。 征服者アーリヤ人の文化がトラヴィダ人の中にも浸透して入り バラモン階級が生まれ サンスクリット語が話されるようになりました。 しかし トラヴィダ人特有の舌の癖が サンスクリット(現存する最古のインド=ヨーロッパ語)を訛らせていて この訛り方が日本の【梵字】のよみに酷似しているそうです。 まだまだ面白いことがたくさん書いてあるので 少しずつ紹介していけたらいいな~って思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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