ドキドキわくわくHAPPY YOGA日記

先日紹介した本。

『あなたもできる自然分娩』から～

目から鱗のお話しのご紹介です

冒頭に書かれていたことで、まず驚いたのですが？

健康な女性は、月経にしてもお産にしても、痛みを感じないのがあたりまえなのです。

ということ。

出産そのものは、ホルモンなどの因果作用で起こる、生物界の自然現象なのです。

自然現象には無理がありません。

自然の摂理にしたがって、赤ちゃんは生まれてくるのです。

そこには人智のはからいなど入る余地がありません。

自然の厳しい環境のなかで、

自然のリズムに逆らわずに生きてゆくためには、

体を自由自在に動かして、働かなければなりません。


全身の筋肉、特に腹筋、背筋、骨盤周囲の筋肉は、日常生活のなかで常に鍛錬されますから、

いざ出産というときでも、

娩出力は十分機能を発揮し、

出産そのもので苦しむことはなかったのです。


しかし、現代人の筋肉は、文明の発達とともに弱化する傾向にあり、

難産が増える一方です。

産科医療がいくら進歩しても、

お産そのものは決して安産の方向へ向かっていないという現状を認めないわけにはゆきません。

　　　～中略～


確かにここ５０年で、出産における母体および新生児死亡率は激減しました。

その最大の理由は、第二次世界大戦後の抗生物質のめざましい開発によって、

産婦の細菌感染症や、

新生児の呼吸疾患（肺炎、気管支炎）、消化器疾患（下痢などの腸炎）などが、ドラスティックに減ったためです。

また、もちろん妊婦をとりまく家庭環境や衛生状態がよくなり、

医療診断装置（超音波）などの発明により、

早期診断、早期治療で異常出産を未然に防ぐことができるようになったことは、大きな進歩と言えます。

しかし、ことお産に関しては、以前より苦しむ人が確実に増えているという現実も直視しておかなばなりません。

　　　～中略～


このように見てくると、

来るべき２１世紀をになう、健康な子供達を残すためには、

自然のリズムにしたがった生活を取り戻し、

自然分娩を達成するために、妊婦自身が自分の健康づくりを主体的に行なえる環境を整えることと、

それに向けた意識革命が必要になってくるのです。


こんな感じの書き出しから始まっている本です。

引き込まれるように読みきりました

このことからマタニティ・ヨーガに続いていくのです

まだまだ紹介したいことがありますので

次回に続く～



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