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テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4774)
カテゴリ:YOGA
ワールドカップが気になる時間になってきましたが・・・
今日も昨日に続きまして
『あなたもできる自然分娩』から
気になるところをご紹介します
自然分娩達成のためには、
まず自然のリズムに合わせた生活をするということが必要です。
生活リズムの基準となる早寝早起きを守らねばなりません。
それは、太陽とともに生活することを意味します。
現代の都会人は、いつのまにか深夜12時を回らないと、床につかないようになっています。
当然、食事も夜遅くなります。
これでは、自律神経やホルモンの働きが、昼と夜でアンバランスになります。
こうした習慣は、人類の生活史に逆行する生き方であると言わなければなりません。 最も自然な出産(安産)では、夜遅くなって陣痛がはじまり、夜明けまでに完了するというのが一般的なパターンです。
しかし、不自然な生活をしている人たちは陣痛の発生が自然のリズムどおりにならなかったり、
微弱となるケースが非常に多くなっています。
また驚くことに、最近の妊婦さんの三分の一は便秘で悩んでいます。
2,3日中には、5,6日も便秘の続く人がいます。
排泄が悪いと体調が悪くなることは当然ですが、
「便も出しきらないようで、どうして赤ちゃんがうまく出てきますか・・・」
というのが、助産婦や産科医としての実感です。
ともかく、起きたら30分以内に排便する習慣をつけることが大切です。
朝起きるのが遅いと、食事もあろそかになります。
なかには食事を抜く人もいますが、
朝食はその日の1日の活動の原動力となるものです。
抜くのはとんでもないことです。
野菜・果物に含まれる、天然ビタミンやミネラル類を十分とることが大切です。
「朝食は王のごとく、昼食は、王子のごとく、夕食は乞食のごとく」という名言に学びましょう。
そして、一日に30分くらいは、急ぎ足で歩く習慣をつけましょう。
運動不足による体力低下を避けなければなりません。
筋肉を使わないために、足・腰・腹筋が弱化し、
娩出力が弱くなっている妊婦さんがだんだん増えています。
お産を一種のスポーツと考え、
日常的に体力をつける努力が必要です。
近年の妊婦さんは
体力も弱くなっていますが、
それにも増して気力、忍耐力、自制心(自己コントロール)が、目に見えて衰えています。
食べるものがありあまるほど出回り、
自動車や電化製品が普及して、
体を動かすことが少なくなりました。
お金さえあればなんでも手に入り、すべて解決するという考えの方が増えました。
しかし、
お金で解決できないものもあります。
自然分娩もその一つです。
自らの気力を鍛え、
意識を自然のリズムの中でコントロールし、 心の平安を得ることが、自然分娩につながります。
~中略~
女性ならば当然のように思われる生理が、
なぜ28日周期なのか?
最終月経の初日から数えて280日頃に陣痛が発生するのはなぜか?
それは、人間の体内にあるホルモンや自律神経の作用ですが
それを根底で操っているものは
自然の摂理ではないでしょうか?
自然の摂理に反する不自然な生活態度では
自然分娩は望むべくもありません。
私はマタニティ・ヨーガの研修のため1993年と1994年にわたり、
二度インドのアシュラム(ヨーガ道場)や聖地を訪れました。
また、伝統的な東洋の思想と行法の中に、自然分娩を達成させる鍵があることに気づかされました。
そして、特に現代の日本人が忘れかけている、
自然の恩恵に対する二つの礼拝行が今なお続けられていることに、
深い感銘を覚えたので、ここに特に付記しておきます。
ということで、以下の二つのことが書かれていました。
ラドヌーンの月。
このことについては、また後日に続きます。
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Last updated
2010.06.14 22:26:54
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