秘密基地ストーリー(11)
昨日の続きです。 鳥居を引っこ抜いた大ちゃんは、上の土手道へ逃げて行きました。 「待て」 と言おうが、 「やめろ」 と言おうが、 神さまは、一般市民の言うことには聞く耳持ちませんでした。 それどころか、 私たちが涙を流しながら(←笑いすぎ) 「神さま」 「神さま」 とはやし立てるもんだから、 すっかりいい気になってしまったようです。 自分の都合の良いように解釈してしまう神さま? あ~あ、これじゃ神さま失格だよ こんな神さまに、誰が手を合わせてくれようか・・・。 すっかりイメージダウンじゃ。 自分のイメージが崩れることを恐れたのか、 ハッと我に返ったようです。 ほっ 威厳に満ちた神さまの顔に戻りました。 このままで終らせていたら良かったんです・・・。 このままで・・・。 再び鳥居を神社の前に戻すと、突然スイッチが入るようで・・・。 (続) また続く~? 読者の皆様のブーイングが聞こえてきそうですが、理由があります。 この鳥居を作ってくれたリョウ君に合わす顔がなく、なかなか結末が載せられないのです。 あ~勇気がない