大魚夜市は鎌倉時代から続いていると言われている祭り。

8月1日に、住吉大社の夏越祓神事に際して、神輿が堺の宿院頓宮（住吉大社のお旅所）に渡御するのに合わせて、地元の漁師たちが魚を持ち寄って神前に奉納。その際、大浜海岸に魚市が立ったことに由来する。古くは7月31日深夜から8月1日にかけて行われていたという。（Wikipediaより）

会場の大浜公園へは歩いて３０分くらいの距離なので散歩を兼ねて行ってきた。


実は近くに住んでいるのにここ数年は見に行ってない。
祭りの日が７／３１と決まっているので平日だと行けないというのもあるけど、誰が来るのか、どんな催しがあるのかわからないというのも理由の１つ。
ポスターに詳しいプログラムが書かれてないもんなあ。
以前はコンサートや漫才など、結構楽しめたんやけどね。
河島英五が来たこともあったなあ。



立ち並ぶ屋台の前を通ってメイン会場へ行くと、神事が始まったところ。


司会は浜村淳さん。ジャケット姿で暑いんとちゃう。


お祓いが済んだら住吉踊り。
この踊り、神功皇后が三韓遠征から凱旋の際住民が傘を被って踊ったのが起源と言われているらしい。


次は四条流庖丁儀式。
これも平安時代から始まったらしい。
包丁と箸を使い、一切魚に手を触れることなく捌いていく。
ウチの嫁曰く「さっさと切ったらええのに、ものすごく辛気くさい。」
確かに…


包丁儀式の終り頃に魚市が始まった。これがこの祭りのメイン。
色んな団体がそれぞれ魚を販売。
値段はだいたい浜値くらい。


安いかというとそれほどでもないというのが実感。
それに割安感のあるものはあっという間に売り切れてしまうし。
この店も開始１０分ぐらいでセット商品が売切れてたし。


魚市をぐるっと見て回って帰宅。
由緒正しいお祭りやのにイマイチ盛り上がりに欠けるように感じるのがちょっと残念。

堺市walker（2009→2010年版）