だから、潜在的に破壊力を持ってるチームなんやから、調子に乗せたらアカンねんて。

とうとう榎田が登録抹消。蓄積された疲労を回復するためで、期限は無期限らしい。小嶋、西村が上がって来たが、この２人で榎田の穴を埋める事ができるのか不安。
加藤のファーム落ちは順当かな。雰囲気的には川崎も近い内に落ちるやろね。林ちゃんは森田に居場所を取られたという感じ。
手術明けで育成選手になっていた桟原が支配下登録された。背番号７９ってコーチの番号やん。今月初めの甲子園のファーム戦で投げているところを見たけど、球威は戻っているように見えた。今の中継ぎの状態だと、お試しで上げてもいいかも。

先発ジェンは３回を８安打２失点。よくも２点で済んだという内容。期待の若手だから、これを糧にして欲しいと言いたいが、ジェンの場合は外国人枠も争っている訳だから、大きな失点になってしまったかな。

ジェンが３回で降板したために、上がって来たばかりの小嶋がいきなりロングリリーフ。４、５、６回を素晴らしいピッチングで横浜打線を抑えこんだ。この間に味方が逆転してくれ、ご褒美の勝ち星まであと一歩というところだったが、４イニング目に入った７回に突然崩れた。
小嶋を引っ張り過ぎたと真弓監督も認めているが、小嶋は元々先発ピッチャーだし、ここまで３イニングを１安打５三振に抑えていたのだから間違いではないと思う。あくまでもランナーを溜めてしまい、腕が振れなくなった小嶋の問題。
スレッジへの１球は、ここまでカウントを稼いでいた低めの変化球に反応してもらえなくなり、苦し紛れにストライクを取りに行った球がど真ん中に吸い込まれるように行ってしまったもの。

スレッジはこの日５安打３ＨＲ８打点。何を投げても打ちそうなバッターの前にランナーを溜めたのが第一の敗因。
もう一つは実績のある中継ぎ投手陣が不足している事。川崎は信頼するまでに至ってないし、西村についても今季は未知数やもんなあ。久保田が居らんのが痛い。

打線の状態は良かっただけに悔しいなあ。
新井が１打席目で通算１５００安打を決めた。記録の前に足踏みする選手が多い中、意外にもすんなりと決めた。と言うか、普段から記録関係なしに足踏みしてるか。
３回、先頭の藤井がヒットで出塁すると、代打森田がヒットで繋ぐ。相手に研究されんうちにどんどん結果を出して欲しい。この後、２つのワイルドピッチで労せず１点返す。
４回にはブラゼルのツーランホームランで逆転。解説の広澤がアナに「ブラゼルは長い間ホームランが出ていません」と振られて、「そんなことを言うと出るもんです」と返した直後の一発だった。
その後も上本がヒットで出塁するとセカンドへ盗塁を決め、藤井のタイムリーで追加点。
最終回、ブラゼルが２本目のホームランで反撃の狼煙を上げると俊介のヒット、上本四球で無死１・２塁。８回のスレッジのダメ押しが無かったらサヨナラのムードやったんやけどなあ。
ここで檜山が左中間へ鋭い当たり。ひょっとしたら大逆転あるかも。しかし、何とこの当たりをスレッジがダイビングキャッチ。これで完全に気持ちが折れたなあ。

２試合続けて勝てそうな試合をものに出来なかったのは痛い。せめて３戦目は勝ってロードに出てもらいたい。

阪神タイガース クレイグ・ブラゼル（ぶらぜる）選手Tシャツ