おそらく最後となる名文を配布する
13枚目となる名文を子どもたちに配布しました。『平家物語』(巻第十一、那須与一)です。前に予告しておいた残る1つの名文というのがこれなのです。那須与一と原田誉一。小学6年生のころの級友に那須くんという子がいました。ちょうど担任の先生が那須与一の話をしてくれたときに、「お、那須くんと、よいっちゃん(私のことです)やなあ」と言ってくれたのを懐かしく思います。はじめて音読した『平家物語』(巻第十一、那須与一)。なかなか手強いです。しかしこれも数日後には暗唱できる子が続出するでしょう。私も子どもたちに負けないよう暗唱していきたい。「名文暗唱記録表」も配布しました。今まで音読してきた名文をどれだけ暗唱できているかを記録するものです。「友達」→「お家の方」→「先生」の順に聞いてもらいます。暗唱できたら日付と署名(サイン)をもらいます。雨の日の今日に配布したのは正解でした。休み時間、子どもたちはそこかしこで友達に名文暗唱を聞いてもらっていました。今日1日で12枚目収録の「寿限無」「弁天娘女男白波(白波五人男)」河竹黙阿弥 「男はつらいよ」までを友達に聞いてもらい見事暗唱できた子が何人もいました。 小学2年生の記憶力・学習意欲には驚きです。