6年生は「一休さん」を見よう
娘たちとアニメ「一休さん」をたまたま見た。いやはや実に面白く、そして勉強にもなった。「一休さん」が放映されたのは確か私が小学生4年生のころ。当時、何か困ったことが起きると、なめた人差し指を頭で回し、座禅をくんだりしたものだ。その「一休さん」を小4の娘と見たのだ。時の流れを感じ、何やら感慨深くもあった。一休さんはなぜ安国寺にいかねばならなかったのか。小4の私にはよく分からなかった。日本史の勉強も何もしていなかったのだから仕方がない。しかし今日見て、ああそうだったのか、と思うところが多々あった。一休さんは後小松天皇の皇子であったのだ。1392年、南北朝が合一したときの天皇である。また室町時代の様子も何となくよくわかる。足利義満も出てくる。それに第1話は、狂言「ぶす」的な話もある。これは1学期の社会の授業で話した内容でもある。もちろん一休さんのとんちも面白かった。なるほどこうするのかあといたく感心した。6年生諸君、勉強の合間にでも「一休さん」を見てみよう。