読解力をつける魔法の言葉
本を読むと読解力がつく。そして賢くなる。確かにその通りだろう。しかしただ読むだけではいけない。何も考えず字面だけをだらだら読んでもだめだ。ましてや他のこと考えながら読むなんてもってのほか。本を読むときは読書に集中する。本に書かれてある内容を考えて読む。そうすれば、読解力もつき賢くなる。では、考えながら読むにはどうずればいいのか。「考えながら読みなさい」そう言われてできる子は、もともと読解力がある。読解力があまりない子は、そう言われてもなかなかできない。実は子どものころ私がそうだった。「読んでいるとき、頭に映像が浮かんできますか。 頭に映像を浮かべながら読んでごらん」子どもたちにはそう言って本を読ませている。「山」という字を読めば、山の映像が頭に浮かぶ。「山に登る」ならその映像が頭に浮かぶ。頭に映像を浮かべながら読む。これは「考えながら読む」のきっけになるのではないか。