一寸法師をご存じですか
「寸」という漢字、いったい何年生で習うと思いますか。ついでに「村」は、何年生でしょう。正解はこうです。「寸」…小学6年生。「村」…小学1年生。なんでやねん。思わずそうつっこみたくなりませんか。「村」より先に「寸」を教えるべきです。1年生に「寸」という意味が難しいのでしょうか。確かに長さの単位としての「寸」なら難しいかも知れません。「cm」は2年生で習いますからね。でも「一寸法師」のお話があるじゃないですか。1年生なら「一寸法師」くらいわかるでしょ。そのときに「寸」を教えればいい。「一寸法師」には「村」も出てきますから、関連づけて「村」も教えるのです。これで、鬼に縫い針、いや、鬼に金棒です。そんな話を今日6年1組の子らにしました。「1年生なら「一寸法師」くらいわかるでしょ」と。すると、数人が怪訝な顔つきです。聞いてみると、「一寸法師」の話を知らないと言います。ええ~。何と、28名中、7人もの子が「一寸法師」を知らない。「君たちへの今日の宿題。 一寸法師の話を読んでくること」文部科学省に先見の明があったというべきなのでありましょうか。