大吟醸の価格を当てる
大阪ケナフの会恒例の「大吟醸と原木椎茸の会」に参加。今回は心斎橋にある手打ち蕎麦専門店「しのぶ庵」にて行われた。手打ち蕎麦はもちろん桂福丸さんの落語まで楽しむことができる。大吟醸好き、原木椎茸好き、蕎麦好き、落語好きの私にとっては、もうたまりません状態の心躍る会となった。今回はさらに三井さんが面白い企画を用意してくれた。三井さんが持ってきた大吟醸の合計価格を当てるというものだ。正解に一番近いと残った大吟醸を2本もらえる。私は本気でそれに臨んだ。大吟醸は合計10本の一升瓶。それぞれ紙に包まれ銘柄は分からない。これまで私は5回以上はこの会に参加している。三井さんにも利き酒の方法は何度も教えてもらっている。料理そっちのけに大吟醸10本とそれぞれ勝負したのである。利き酒用の猪口に大吟醸を注ぐ。猪口をゆらしつつまずは香りを楽しむ。次は口に含み口の中でも何回かゆらして味を分析。後はゆっくり飲み喉ごしを確かめる。次の大吟醸と勝負するときは持参した浄水で口と猪口を清める念の入れようである。そうして1本ずつの価格を紙に書き合計価格を算出する。私が書いた合計金額は73000円となった。よし、これでいい。そう言って、今度は大吟醸飲みつつ参加者が原木椎茸と持参した一品料理を味わった。この会は参加者が必ず一品持参することになっている。私は玄米入り塩にぎりすりごまふりかけ付き。私が食べるころにはもう半分以上もなくなっていた。ああこんなに食べていただいたんだとうれしくなった。手打ち蕎麦もいただき幸せ気分にひたっていると、「それでは合計価格を発表します」と三井さんの声。正解は66000円であった。私の予想した価格と7000の差。おしくも第1位をのがしたもののなかなかいい線はいっていたのでした。