管より機 2015.05.29 金
植物は光合成で二酸化炭素を取り入れ酸素を出す。これを確かめる「植物と空気」の実験には気体検知管より気体検知機(デジタルO2・CO2チェッカー)の方が適している。1本数百円の気体検知管は、両端のガラス部分をポキポキ折り1回きりの使い捨て。しかしそのままゴミ箱へ捨ててはいけない。ガラスであるのはもちろん中の薬品が環境に負荷を与えるようで適切に処理する必要がある。一方、昨年度いただいた気体検知機は、酸素や二酸化炭素の濃度がデジタル表示で素早く出る。しかも精確で安全。ほんの少し電気は使うがゴミは出ない。教科書には、気体検知管を用いた実験方法が書いてある。しかし工夫をすれば、気体検知機でも充分に実験ができるのを本日実感した。工夫1…葉に袋を取り付ける前に1回目の測定をする工夫2…袋を取り付けた部分を切り取り2回目の測定をする実験に用いた植物は、梅の木と柿の木。どちらもこの実験のために、剪定は控えてもらっていた木なのである。