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21日放送のNHKの『その時歴史が動いた』は南方熊楠の自然保護運動を描いていて心を揺さぶられた。
最近、憲法第九条に対して、「翠点」という言葉を大江健三郎は重要な一点という意味で使っていたが、これはおそらく熊楠の用語の中から取られた言葉だ。 エコロジーという言葉の日本最初の使用者として、また最初の自然保護運動者として熊楠から教えられるものは多い。100年も前、神社合祀令によって伐採された山は保水作用をなくすので周囲に洪水が増える、と熊楠は指摘していた。そうした問題は今日まで(おそらく北陸地方の洪水においても)続いていると思う。 そして、良心的な林業が必要とされていることをも含め、森はいまでも九条と同じく「翠点」なのだ、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月25日 10時33分39秒
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