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テーマ:戦争反対(1190)
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24日、東京ホテルオークラで開催された「九条の会」に行ってました。1000人以上の方が集まり会場は盛況でした。
大江健三郎氏は、広島で燃やされた千羽鶴の話しをきっかけに想像力による「恢復」を訴え、小田実氏は日本の平和憲法がアメリカを含めた様々な国の思い(平和主義と民主主義の両輪)がこめられたものだと述べました。三木睦子さんによる「自衛隊はイラクなどに行かずに、福井や新潟に行け」という内容の言葉には思わず笑ってしまいました。加藤周一氏は戦後日本政府こそ反動であり、日米軍事同盟(安保の正体はこれだ)こそ破棄されなければならないと述べました。そして加藤氏が「集団的自衛権」と言ったときの集団に、「フィリピンと日本のことか?」「中国と日本は?」と問う態度はまさに構造的認識と同時に切れ味鋭い知性を感じさせました。 その他、鶴見俊輔氏、井上ひさし氏、奥平康弘氏、沢地久枝さんらの言葉は自らの人生を総括したものでもありました。心残りは、司会と企画担当の小森陽一氏に同行の9LOVEのAmiさんを紹介するのが遅れて、「9パン」を渡すことができなかったことでした。 なお、「九条の会」はHPが本日立ち上がり、年内に京都、大阪、沖縄で講演会を開くそうです。まだ会場が決まっていないので、今後各地に生まれるであろう第2、第3の「九条の会」の協力が必要のようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月07日 12時52分02秒
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