先週の日曜日。
朝の4時起きで、壱岐の島へ~(^o^)丿
最初、オイは行くはずじゃなかった。
ところが1週間ほど前になって、急にオイにも来てくれろと・・・
いつもやったらこういう時、何でオイが!と一応ゴネルとこ(ーー;)
でも今回は、目的地が壱岐!
麦焼酎発祥の島の壱岐~o(*^▽^*)o~♪
ということで、即「行く!」と(^^♪
眠い目をこすりつつ空港へ向かうと、えらいまた小さい飛行機なんやね~
機内に乗り込もうとした時、スチュワーデスさんに「頭上にお気を付けください!」と言われた時にはすでに、扉の上にゴン!って(>_<)
なんせ、40人乗りの小さい飛行機やもんな~(;´д` )
で、グ~ンっと上がったと思ったら、ギュ~ンと降りてきて、ものの20分ちょっとで壱岐空港に到着^^;
あっという間に到着したものの、待ち合わせの13時までにはまだ4時間以上もある(ーー;)
ということで、空港前にいたタクシーと交渉して、しばし島内観光を!
とはいっても、まだ9時前で開いてるとこも少なく・・・
原の辻遺跡も見学できんかった~(>_<)
タクシーの運転手さんが言うには、壱岐は一周約80kmほどの島なんだと。
で、まず最初に連れてってもらったんが、安国寺。
隣に立ってる杉の木は、樹齢1000年を越えるんだと。
ここは蒙古襲来時の戦死者の冥福を弔うために作られたそうで、室町時代の貴重な宝物も多くあるとパンフレットには書いてある。
誰もおらんかったから、見られんかったけど^^;
お次が、「はらほげ地蔵」
これ、正面からね(^^ゞ
海女で有名な八幡浦の海中に祀られており、お供え物が潮で流されんごと、お腹に丸く抉られた穴があることからそう名付けられんだと。
でも、誰がいつ何のために祀ったのかは不明。
腹掛けめくって見てみたけど、お腹の穴ってピンポン玉ぐらいやったんだよね~
この穴にどんなお供えもんを納めるんやろ?
お次は、「左京鼻」
玄界灘に面して立つ、総延長役1kmの海蝕岸。
左京鼻ってのは、ここの地名やったかな?
反対側は、こんな感じ。
とにかくここは、風が強かった(>_<)
カメラ持って立ってるだけで、押し倒されそうやったもんな~
でも、海はめちゃくちゃキレイやった!
この辺りの海には、細い柱を束ねたような岩がいくつも突き出しとった。
岩の上の点々が海鳥。
海鳥の糞で、雪を被ったようになっとるんやね~(^^ゞ
それから連れてってもらったんが、月読(つきよみ)神社。
日本神道発祥の地である、月読神社。
京都の月読神社は、487年にここから分霊されたものなんだとか。
壱岐のが元宮で、おまけに神道発祥の地とは知らんかった~
ここに限らず、壱岐ってやたらと神社が多かった。
それに引き換え、キリシタンのは少なかった気がする。
お次は、6世紀中ごろ築造の、双六(そうろく)古墳。
壱岐は、神社と同じくらい古墳も多かったな~(;^_^ A フキフキ
ここは全長91m、県下最大の前方後円墳で、でかすぎて全景が納められんかった(>_<)
中には、船の線刻画が残っとるらしい・・・
でもってまた移動して、こっちは7世紀前後に造られた、掛木(かけぎ)古墳。
ここは中に入って石室まで見学できたけど、狭い(ーー;)
天井、低すぎるし・・・(T_T)
でもここは、福岡の地震でもビクともせんかったと。
ただ島内どこの古墳もそうやけど、古墳を作り終えても人夫を殺さんかったから、盗掘にあってないのが1個もないんだって・・・
そしてようやく、1ヶ所でもいいからって頼みに頼んだ、麦の蔵~ヽ(´▽`)/~♪
狭い島内に7つも蔵があり、走る車の窓からもいくつか見えたんだけど、これが蔵?って驚くほど小さい小屋みたいなんもあれば、でっかい工場みたいなんもありと。
その中の1つ、壱岐焼酎協業組合の蔵ね!
挨拶もそこそこに、島内限定の麦から霊芝を漬け込んだ麦、珍しくない麦まで片っ端から試飲!
オイは、このために壱岐へと行ったようなもんやもんね~ヾ(>▽<)ゞ ウレシイ♪
仕込み水も飲ませてもらったけど、これがまた、そんじょそこらのミネラルウォーターなんかよりも遥かに旨い!
こういう美味しい水だからこそ、旨い麦ができるんやな~って改めて実感(*^^)v
全部試飲したとこで、「そろそろ蔵見学を~(^^♪」と蔵人さんに話しかけると、「あれ?お連れさんは時間がないから試飲だけと言われてましたよ~」と・・・
「え~~~\((;◎_◎)/!」と時計を見ると、もうすぐ12時。
確かに遊びに来たわけじゃないけど、ここまで来ときながらあんまりじゃ・・・__(_ _;) ウゥ
急いで自分の分やらオイの分やら人の分の麦の配送の手配をすませ、思いっきり後ろ髪を引かれつつ、泣く泣く帰ることに・・・o( _ _ )o ショボーン
で、通り道だからと連れて行かれた、壱岐で一番高い場所にある、岳の辻展望台。
この日は天気はよかったんやけど、見ての通りず~っとガスがかかってて、眺めはイマイチ(ーー;)
正直腹の中では、こんなとこ来る時間あるなら蔵見学させろ!って、思わんでもなかったような・・・
ここへ行く途中やたらとツワブキが目に付いたんやけど、運転手さんが言うには、壱岐の人はツワブキもタラの芽も、おまけに自然薯も取っては食べんのやと・・・(」゜ロ゜)」 ナント
だからその辺に、いくらでん生えてんだって。
なんとも、もったいない話しですよ~(;´д` ) トホホ
お昼は受け入れ先が用意してくれるって話やったのが、気を使わせるからと知らん間に断りを入れてて、自分らで食べてくことに。
で、運転手さんお勧めの店へ!
店内では「壱岐はやっぱり壱岐牛!」というオイの意見と、「壱岐はやっぱりウニ!」という意見が真っ向から対立!
で、店の人に尋ねると、ウニは4~10月以外は禁漁期で、今のウニは福岡から取り寄せてるんだと。
勝った!と思って多数決を取ると、壱岐牛は1票~\(●T∇T●)/ わーい
ということで、ウニ丼~
こっちじゃ「ウニのぼっかけ丼」といって、タレがかかったウニ丼を、まるで卵ご飯みたいにグチャグチャにかき混ぜて食べるらしい。
何でわざわざ壱岐まで来といて、福岡のウニを食べんばいかんのかい!と、お腹の中では思ってたけど、一口食べるとやっぱり旨いんだな~(^∇、^ ) ジュル
ウニは旨いね~(^~^)モグモグ
刺身も実に新鮮で美味しく、これだけでも十分過ぎるぐらいに満足やったんやけど、更に壱岐の郷土料理である「ひきとおし」まで(^o^)丿
本当は昼はやってないらしいんやけど、運転手さんが頼んでくれたおかげで食べられた(^^♪
この「ひきとおし」って鍋は、大切なお客さんが来たときに座敷に「ひきとおし」て、大事な地鶏を絞めてもてなしたことからきてるんだと。
その説明どおり、鍋の底には地鶏がた~っくさん!
これがまた、コリコリと歯ごたえがあって、噛めば噛むほど旨みがジュワっと滲み出してくる、なんとも旨い鶏。
変わってるのが、素麺が入ってるとこ!
味噌汁には入れるけど、鍋に入れるのは初めてかもしれんなぁ~
鶏の旨みがたっぷり出てる甘目の出し汁で、ウニ丼じゃなかったら、最後に雑炊したら旨かったやろうな~( ̄¬ ̄) ジュル・・・
酔っ払うわけにはいかんかったから飲めんかったけど、おかげでお腹一杯食べて満足満足o(*^▽^*)o♪
満腹で眠かったけど、13時からの役目もしっかりと果たし、こうして発上陸の壱岐の旅は終わりを告げるのでありました。
今度来るなら、7つの蔵巡りと壱岐牛!
しっかりと遊びたかねぇ~(=´∇`=) ニャン♪