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カテゴリ:世間話
あなたの夢はなんですか?
この質問に 「私の夢は大人になるまで生きることです」 と答えた少女がいるそうです。 昨日、NPO法人・アジアチャイルドサポートNPO法人・アジアチャイルドサポート代表理事、 池間哲郎さんの講演を聞いてきました。 近隣のアジア諸国にはたくさんの貧しい子供達がいること。 そして毎日多くの子供が尊い命を落としていること。 マイナス30度の極寒の地で生き抜くために 凄まじい悪臭が充満し、汚水が溜まり、ゴミが散乱し、 ネズミやゴキブリがはいずり回る酷いマンホールの中で暮らす モンゴルの子供たち。 父親を亡くし、農業が出来なくなり、 母親と共にゴミ捨て場にゴミを探しにくる カンボジアの子供たち。 ある少女の夢は 『大人になるまで生きること』。 ある少年の夢は 『1度でいいからお腹いっぱい ご飯を食べてみたい』ということ。 こんな夢・・・日本で考えられますか? 少女は家族を助けるために、生理が始まると 売りに出されます。 売春目的です。 12・3歳の少女が家族のために自ら進んで 体を売りにいくのです。 そしてエイズウイルスに感染して村に帰って来る。 死ぬと分かっているのに、 家族のためだからと言って 笑顔で村を出て行くのです。 少年は飢えに耐えられずにシンナーに手を出します。 空腹の苦しみから少しでも解放されたいから。 でも少年はシンナーを吸うとどうなるか知っています。 歯が溶け、脳みそが溶け、正気ではなくなり、 やがて死に至ります。 少年はそれを分かってシンナーに手を出すのです。 1番安く手に入れられるシンナーを吸うのです。 周りに同じように シンナーで狂っていった人がいても・・・・・ こんな現状、知っていましたか? 私も昨日講演を聞いて初めて知りました。 こんなにも深刻な貧困が子供たちを苦しめていることを。 池間先生は言いました。 寄付をしてくれとは言っていません。 ただ3つのことを心に刻み込んで 生活して欲しいのです。 1:現状を「知る・分かる」 2:ほんの少しでもいいから「分け与える」 3:自分自身が「精一杯生きる」 この3つを特に強調されました。 本当にそうだと思います。 私も昨日講演に参加しなければ 一生貧困のことは分からなかったと思います。 とてつもなくくだらないことに不平不満ばかり言って 死ぬまで生きていたかもしれません。 勉強したくても勉強できない子供。 子供のために働きたくても働けない親。 こんな不条理なことが実際に現実となっているのです。 紛れもない真実なのです。 私は「分け与える」ことを実行したいと思います。 チャイルドサポーターという形で それで1人でも多くの 世界の子供たちを救えるのなら。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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