やっと・・「阿修羅のごとく」をみる。
2週間、のびのびになっていた映画を今日、やっと観ました。う~ぅん、私の感想としましては、まあまあってところでしょうか!?素直に良かった!と言えない自分にもちょっと戸惑っています。。向田作品はTVでドラマ化されるたび、よく見ていましたので日常の機微を描いたものをあえて大きなスクリーンで見る必要もないような気もしないではないのですが・・だったら観るなよ!って声が聞こえそうですが…。(月1本レベルの私のナンクセ?ですぅ)加藤治子さんのナレーションから始まるのはいかにも向田作品と言った感じです。ただ、この映画のキャストを見て、へそ曲りの私は・・・多分大方の人はこのキャストに魅力を感じ、見てみようと思うのでしょうが、いかにもって配役が鼻について・・むしろ見る気をそがれていました。。しかしながら、映画を見終わってその思いを一掃することができました。予想通り、大竹しのぶと桃井かおりの対決は見物でしたが、わたし的には一見穏やかそうに見える巻子役を演じた黒木瞳が好印象でした。実は私、黒木瞳、好きじゃなかったんです・・やっぱり、へそ曲りですね。でもこの難しい(平凡そうな)役柄をチャーミングに演じていました。母親の形見の着物姿で現れた注目株?の深津絵里は実に美しかったです。深田恭子、ヘタっぽいのが彼女の持ち味でしょうか、思ったより頑張ってました。まっ、4人のバランスは絶妙でした。鷹男役が小林薫ってのはズルイ(*’ー’*)ふふっ♪気もしますが・・もちろん、脇役陣もいい味出してました。四姉妹というと「細雪」が思い出されます。こっちの方が阿修羅らだったりして!?今回は阿修羅というより、ほのぼのとした味わいのある姉妹の関係が印象的でした。あっ、たくあんのパリポリも漬物好きの私にはたまりませんが~(笑)TVドラマの「阿修羅のごとく」は、確か再放送で見た記億があります参考までに、24年前のTVの配役はこちら↓ですhttp://www2.nhk.or.jp/tv50/archives/0211/d_asyura.htmlナレーションの加藤治子さんが綱子役で、ふじ役をやった八千草薫さんが巻子役だったというのは興味深いですね。加藤治子さんのナレーション、ラストにもうひと声、あっても好かったんじゃ…!?いろいろ言って見ても批評するのは簡単・・創る側の極めこまやかな仕事ぶりは見事だと思います。ハイ(’^*)/話は変わりますが、今日はたしか・・爽やかな秋晴れでしたよね。ところが、映画を終えてデパートと100円SHOPと花屋とスーパーをブラブラして外に出ると、すでに夕闇の空でした。。こんな日に映画を観るのはちょっともったいない気分~。今後の~私の映画日和は“雨の日の水曜日”としましょ!!* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *こちらはインテリア・クラフト中心のサイトです。お時間のある方はどうぞお立ち寄り下さい(^-^)/~