天国に行ったバル
2002年6月7日、早朝、バルは逝ってしまいました。数日前から食事にあまり帰って来なくなりました。一昨日、庭を探すと思いがけない場所に丸くなって眠っていました。その前の日から何も食べていなかったので抱いてごはんのところまで連れて行きました。お水を飲んでドライフードを少し食べていたようでしたが、全く元気がありません。少しその場にお行儀良くすわっていましたが、またいつのまにか姿を消していました。次の日は庭のどこを探してもいませんでした。夕方、ちょこんと顔を見せに(?)帰ってきました。その時は何も食べずに行ってしまいました。・・・そして今朝、三軒隣りの駐車場の角で横たわっていました。私が駆けつけた7時30分頃にはもう体が硬くなっていて顔を覗き込むときれいなブルーの目が開いていてドキッとしました。バスタオルにくるんで抱いて帰ろうと思っていましたが、それ以上バルの体に触れることはできませんでした。―――情無い私ですがバルの体がまるでただの棒切れになったようでたまらなかったのです。知らせて下さった奥さんが見るに見かねて家まで抱いて行って下さいました。その間、私は大人げも無く声を上げて泣いていました。玄関先に横たわるバルを撫でてあげました。ブルーの瞳は半開きのようでやさしい顔をしています~ 実は先日、ふと気がつくとトイレの箱の中で死んだように眠っていました。もう歳(16才)だしボケちゃったのかなって思っていたのですが~体がだるかったのですね。ゴメンネ!バルちゃん。 ここ数日、なぜか猫(バル)のイラストをパソコンで描くのに夢中でした。バルが実際、目の前でポーズをとってくれたらもっと上手く書けるのに~などと思いながら時折、バルの姿を探していました。そして今日、バルの最後の姿をスケッチしました。もっと、もっといろんなポーズを思い出して描きたいと思っています~天国に行ったら幼なじみのハナちゃんや太郎ちゃんと又遊べるね。でも私たちのこと忘れないでね。今、バルちゃんの指定席のソファーに目をやりました。もう二度とここでのんきに眠っているバルを目にすることが無いと思うとたまらなく淋しいです!!! 16年前、ふわふわの体でやって来たあの日。廊下にまん丸の目をキョトン!とさせた姿、今でもはっきりと覚えています。とにかく、きれいなブルーの瞳をしたシャイでハンサムなあなたはお誕生日が私と同じ。何か不思議な縁があったのでしょうか~また、生まれ変わって我家へやって来てくださいね!バルちゃん、16年間、どうもありがとう!!!もう日付がすっかり変わってしまいました~最後までお付き合い下さった方、ありがとうございました。それでは今日はこの辺で・・・