カテゴリ:アメリカ生活全般
日本の薬剤師免許を持っている。。。
とこの国で人に話すと、 「修士なんて辞めて、薬剤師になればいいのに。。。」 といわれることが結構ある。 確かに、今私が勉強している分野は博士を持っている人も相当たくさんいて、日本でもアメリカでも職を見つけるのは容易ではないみたい。 お給料も大学院を修了しているからといってそんなにたくさんもらえるわけではなさそう。。。 現に、UCI(私が行っている学校よりも相当評価の高い大学だ。)で同じような分野で修士号を取った私の最初のカンバセーションパートナーだった在米10年になるパキスタン人も職がないと随分長い間就職活動していたっけ。 そのような状況の中なのに、アメリカの薬剤師はかなりのものらしい。 まず、求人が山ほどある。(まあ、日本もマツキヨ等のドラッグストアでよければかなりあると思うけど。) さらに、給料が日本の薬剤師以上に良い。 (最低年に6万ドル以上。場合によっては新卒でも10万ドル稼げるらしい?日本で正社員もしくは正職員の待遇で最低年350万ぐらいからかな?マツキヨ等のドラッグストアでよければ年500万ほど稼げそうな気がするけど。) というわけで、 「これはアメリカで薬剤師になるしかないのでは???」 と思って実際どうしたらなれるかと調べていた時期もあった。 でも、私のように永住目的ではなく、数年の予定でアメリカに滞在しているぐらいの短期間だと目標達成前に帰国。。ということにおそらくなると思い1週間ほどであきらめてしまったけど。。。 一応、 日本で薬剤師免許を持っている人がアメリカで薬剤師になる手順は大まかにいって以下のようになるみたい。 (注;日本で薬学部出身ではない方はアメリカで薬学部を卒業する必要があります。) 1.FPGEEという外国人薬剤師専用の専門試験 2.英語の試験(ペーパTOEFL550点以上、TSEというスピーキングのテスト50点以上。) 3.薬局でのインターン千数時間(州によって異なる。1日7時間週5回勤務しても1年ほどかかる?) 4.NAPLEXと呼ばれる国家試験 一応ネットででも上記の手順をすべて踏んでめでたくアメリカで薬剤師になれた人が数人はいるようだけど、何年もかかって相当苦労された様子。 他にも目指されている人はネット上には相当数いるようだけど、 かなりの方が2のTSE50点以上をクリアできなくて、先には進めていないような書き込みが非常に多い。 とにかく、純日本育ちの日本人の方がアメリカで薬剤師をやられているとはすごいなと思ってしまう。 ところで、TSE受けたことがないからあいまいなことしかいえないけど、60点満点のスピーキングのテストで純日本人が50点以上とるのって相当大変そう。 でも、実際どれぐらい流暢に英語を話せれば50点以上取れるのか気になるな。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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