陽気なギャングが地球を回す
今日は平穏な一日だったので、サッカー以外のネタでエントリを。1冊目の「オーデュボンの祈り」に、2冊目の「ラッシュライフ」。2冊よんだところで、すっかり伊坂幸太郎の小説にハマってしまいました。設定やら登場人物には、どこか現実離れしたものがあり、SFチックな雰囲気を感じるのですが、ストーリーは、しっかりと伏線を拾って組み立てていき、最後には鮮やかな結末が準備されていて、後半になると、一気に読み進めたくなるのです。「ラッシュライフ」を読み終えたところで、すぐに次の「陽気なギャングが地球を回す」を購入しました。今回も、設定はいつものごとくちょっと現実離れ。うそを見抜く名人とか、正確な体内時計を持つ人とか。そんな能力を持つ4人の天才が集まった百発百中の強盗の名手が事件に巻き込まれることに。だましたつもりがだまされて、でもやっぱりだましてた、みたいな。途中に出てくる、一見話の本筋とは関係なさそうなエピソードも最後にちゃんと生かされてくる。期待を裏切らない面白さで、今回も一気に読みきってしまいました。