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カテゴリ:社会
行きつけのカレー屋「ヤサカ」へ行きました。その近所に住んでいる市議会議員がちょうど食べに来ていました。このカレー屋に来ると、突然思わぬ人と顔見知りになる機会が時々あります。
その議員は、先月の市議選で最年少当選(25歳)したそうです。元々は国会議員の秘書をしていたそうです。色々話してみましたが、若い頃から目的意識を持って生きている人は、やはりエネルギーに満ち溢れている感じがします。そういう人と話をしていると、こちらもエネルギーをもらったような感覚になれるので、不思議です。 さて私の知り合いで、複数の某県庁の職員から聞いた話ですが、議員の中には、自分で議会での質問を作れず(あるいは作らず)、県庁の職員に質問の作成を依頼してくる人がいるそうです。職員の方も、自分で答弁を想定しながら質問を作る方が、いきなり変な質問が来るより対応が楽ということで、そういう議員と持ちつ持たれつの関係ができてしまうようです。 一般市民の立場から考えれば、何とも有権者を置き去りにした話で、地方議会を形骸化させるものです。また税金から議員に払っている報酬は一体何なのか、という話にもなります。職員は職員で本来の業務のために税金から給料が支払われていますから、質問作成のために残業でもしようものなら、その残業代は議員の報酬と合わせて税金の二重払いではないのかという気がします。 そういう話をその最年少議員にしたところ、県だけでなく市町村レベルでもそういう議会と役所の癒着はどうもあるようです。昔ながらの体質を抱えた会派の議員に多いらしいですが。なお、その最年少議員の会派では自分の質問は当然自分で作り、新人の場合は最初は事前に先輩議員に内容を見てもらい指導を受けるそうです。 一方、市側から的確な答弁を受けるため、質問内容を事前に通告することはあるようです。それはある程度妥当な話かなと私も思います。 市議会は定例会の開催が年4回あるそうです。その最年少議員が質問するのは秋の定例市議会になるとのことで、ちょっと興味を持って市議会だよりなど見てみようかなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月20日 00時02分32秒
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