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テーマ:相撲(1783)
カテゴリ:スポーツ
大相撲の時津風部屋の序ノ口力士時太山が稽古中に急死した事件で、時津風親方が相撲協会から解雇処分を受けました。当初は通常の稽古中の心不全による死亡とされていたのが、その後の警察の捜査で、兄弟子らによるリンチ死だった疑いが出てきました。親方がリンチを指示した疑惑も持たれています。
この事件は今から数ヶ月も前の6月に起こったことですが、当初マスコミ各社が通常の突然死扱いをしていたのに対して、週刊現代はいち早くリンチ死を指摘していました。 先月末からNHKもとり上げるほどの騒動になっていますが、それらの報道の中身は週刊現代が先んじて報じた内容とほぼ一致しています。週刊現代は自身の情報収集力、記事の信憑性を一段と高めたといえると思います。朝青龍の八百長疑惑はどうなんでしょうか。 親方解雇の一件は、幕内時津海引退→時津風襲名・部屋継承というフレッシュな話題によってほぼかき消されている格好です。協会はリンチ死そのものではなく、あくまで協会の名誉を傷つけたということで、処分を下しています。しかしこのような事件が起こると、これから新弟子として相撲の世界に入門しようとする人は減ってしまうのではと思います。そうなったら、協会の行く末にも大きな悪影響を及ぼすのではないかと思います。 協会としては一刻も早く何らかの再発防止策などの手を打たないと、将来が大変なことになるのではと思います。しかしながら北の湖理事長は親方の責任を強調するばかりで、この問題にリーダーシップをとる姿勢が感じられません。朝青龍問題の時もそうでしたが、事なかれ主義というか、臭いものにはフタ的発想というか、何か釈然としない感じがします。 一方、半ば強制的に引退させられた格好の時津海ですが、昔の栃錦のように現役と親方を兼務できるような形にしてあげられなかったものかと思います。体力の限界や病気による引退ではありませんし、時津海の土俵をもっと見たかったファンもたくさんいると思います。今はただただ名門復活を期待するばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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