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テーマ:相撲(1784)
カテゴリ:スポーツ
YouTubeで見つけました。第54代横綱輪島(現在の横綱白鵬は第69代)の現役時代の映像がありました。弱い輪島と強い輪島です。
まずは弱い輪島から。 http://jp.youtube.com/watch?v=--5dD3xVo3A&feature=related 1974年春場所の高見山戦です。私は輪島が緑色のまわしをしていた頃はまだ相撲中継を見始めていませんでしたので、このYoutubeで初めて見ました。 輪島は押し相撲と大型力士に対してはやや難がありました。中でも高見山(現東関親方)を大の苦手としていて、対戦成績でも確か20回近く負けていたと思います。金星も7つも提供しています。 この一番では輪島のまわしが途中で緩んで行司がいったん相撲を止め(いわゆる「まわし待った」)、行司が締め直している間に高見山が輪島のまわしをがっちりつかんでしまい、勝負再開で輪島がまわしを引きつけられて一気に土俵際へ追い詰められてしまいます。 ずるい感じがしないでもないですが、こういうのはよくありました。最近の相撲ではまわし待ったが非常に少ないので、あまり見る機会はないですが。 続いて強い輪島です。 http://jp.youtube.com/watch?v=NqZF-HNpH5E&NR=1 1974年名古屋場所千秋楽の北の湖(現理事長)戦です。この場所北の湖は横綱昇進がかかっていました。1敗の北の湖を2敗の輪島が追い、千秋楽で両者が激突します。下手投げで輪島が勝ち、13勝2敗で並び優勝決定戦となります。 その優勝決定戦がこちらです。 http://jp.youtube.com/watch?v=QQ2N7J7-6Ec&feature=related 右からの執拗な攻めと左からの強烈な下手投げが輪島の一つの型でした。輪島の左は「黄金の左」ともいわれました。そしてまたしても輪島はその黄金の左の下手投げで北の湖を下し、逆転優勝を果たします。同じ相手に2度続けて同じ技で勝つというのはよほど実力がないとなかなか難しいのではと思います。この一番で輪島は横綱としての意地と貫禄を示しました。 なお、北の湖は優勝はならなかったものの、場所後に史上最年少の21歳2か月で横綱に昇進します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月11日 22時40分58秒
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