184852 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

目指せ!インテリ風(注:インテリではありません)

目指せ!インテリ風(注:インテリではありません)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

もろみ酢王

もろみ酢王

Calendar

Category

Comments

コメントに書き込みはありません。

Freepage List

Headline News

2008年06月17日
XML
カテゴリ:社会
数日前、インターネットのJ-CASTニュースで、モンスターペアレントに関する記事を見つけました。富山市が、過去の実例をまとめた「保育所クレーム対応事例集」というのを作成したようです。

本来ならリンクを貼りつければよいのでしょうが、ニュース記事はいずれ消えてしまいますので、事例を抜粋して載せることにします。

事例は全部で18件もありますが、字数制限があるため11件のみ載せます。たいていの人は読んでいるうちに不愉快な気分になって、途中で読むのをやめたくなると思います。ですので、私が感じたことを最初に書いてしまいます。

これらの事例を見て、モンスターペアレントに共通する要素を表すならば、「自己中心的」という一語に集約されるのではと思います。それも度が過ぎたレベルであり、「社会性の欠如」をも伴っているように思えます。

自己中心的である上に、社会のしくみやルールといったことに対する意識や理解が希薄で、周囲が見えていないのではとも思います。相手の立場が頭に入っていないので、時としてお門違いの要求を平気でしたりすることもあるでしょう。

また、自己中心的であるがゆえに、自分の子供のことしか頭にないようです。誰でも人間であれば自分の子供が一番かわいいと思うのは当然ですが、社会のしくみを誤解している上に被害妄想も人一倍強いので、抑制がきかず非常識極まりない事態を招いているのが実態のようです。

下記の事例にはありませんが、わが子が主役になれないのを不公平だと言って、園児の劇で桃太郎が20人とか白雪姫が25人とか、とんでもないことになってしまった地域もあるようです。

どんなドラマでも主役だけで成り立つものなどなく、脇役や裏方がいて初めて形になります。社会でも同じことで、プロ野球やJリーグにしても選手や監督だけでは試合はできるはずもなく、グラウンドキーパー、入場券を売る人、マッチメイクをする人、トレーナーなど、とにかくいろんな人がいて成り立っているわけで、これはよく考えれば誰にでもわかることだと思います。

自分の子供のこととなるとなかなか冷静になるのは難しいでしょうが、問題の親たちはいくら何でもひどすぎるのではと思います。

また、こういう人たちはおそらく保育園や学校に対して問題を起こすのみならず、職場や地域社会でも結構厄介者になっているのではという気がしてなりません。こういう親が多数を占めるようになったら、そのうち学級崩壊ならぬ「職場崩壊」なども起きるのではないかと思います。

こういう親が次の世代に拡大再生産されないようにしないと、将来本当にいやな世の中になってしまいそうな気がします。どうしたらよいのかは私もまだわかりませんが。まずは自分はそうならないようにと、我々一人ひとりが気をつけることから始めるしかないかも知れません。

私は実際にモンスターペアレントに遭遇したことはまだありませんが、モンスターペアレント予備軍には心当たりがあります。会社で組合の仕事をやっていた時に、「自分は仕事をするために会社に入ったのであり、組合のことをするために入ったわけではない」と公然と主張していた組合員がいました。

その人が仕事で活躍しているかというと全くそうではなくて、逆にトラブルメーカーだったようです。出張中ずっと「早く帰りたい帰りたい」とブツブツ言い続けて、キレた上司が「そんなに帰りたいならもう帰れ」と言ったらそのまま帰ってしまった、という話を関係者から聞いて、私も思考回路が停止してしまいました。

長くなりました。私の感じたことはこのくらいにしたいと思います。

では、以下の事例をお読み下さい。普通の人なら読んでいるうちに苛立ちや憤りを感じると思います。精神状態のよい時に読んでみて下さい。


●子供と親の分、保育所で朝食を用意して欲しい
「仕事で忙しい親が多く、特に朝は出勤や保育所へ登所する子供の準備で忙しいので、子供の朝食と大人の朝食を用意して欲しい。食べた人が実費を支払えばいいのではないだろうか。ぜひ検討して欲しい」
「また、保育所で汚した衣類は保育所で洗濯して元通りにして返して欲しい。保育料も税金も払っているのだから当然ではないだろうかと投書箱に意見として入っていた」

●写真撮るときには、背の低い子供の並べ方に配慮して
M男(4歳)が、節分の手作りお面を手に持ってクラスの友達と写したスナップを持ち帰った。ところが小柄なM男の隣にクラスの中で一番背の高いT男が並んで写っていたため、M男の背の低さが強調されていて「M男が背の低いことを気にしているのに、子供を並べて写真を撮るときの配慮に欠けている」と、母親から市役所へ苦情が入った。

●保育料も、教材費も、遠足のバス代も払わない
生活に困っている様子もないのに、1年近く、遠足のバス代や、教材費の集金・保護者会費・保育料などを支払わず、お金にルーズな保護者に、しびれを切らした担任が、「集金をお願いします」と支払いを促すと、感情的になり「あの先生嫌いだ、換えて欲しい」と所長に訴えてきた。

●会社に遅刻するからオムツ替えは保育所でやって
生後9カ月の子供が、保育所に向かう車の中で大便をした。車の中でのオムツの交換は危険。保育所に着いてから母親自身が取り換えると会社に遅刻しかねない。「保育士がいるのに、なぜ保護者がオムツを交換しなくてはならないのか」
さらに、「ある朝、時間がないことを保育士に伝えたら、みなさん、オムツ換えをしていかれるんですけど・・・と言われた。オムツの取換えのために会社を遅刻し、処分を受けた場合には、市や保育所に賠償をもとめることができるのか、また、遅刻証明書など法的に効力を持つ証明書の発行ができるのか」と連絡帳に書かれていた。

●水筒に名前入れると「ネットオークションに出せなくなった。弁償して」
遠足当日の出発前に、A児(5歳)の水筒に記名がなかったので、保育士が急いで水筒の下のほうに油性マジックで小さく名前を書いて出かけた。
翌日、保護者から「あの水筒は、東京にしか売っていないブランド品だった。この後、インターネットオークションにかければ、よい値で売れる商品だったのに、名前を書かれては出品できない。弁償してもらう」という電話があった。
所長が担当者と共に、水筒に無断で記名したことを詫び、「マジック消しで消すなど対処をさせて欲しい」とお願いしたが、「そのようなことをしても、汚れてしまったものは商品にならないし販売予定額もオークションにかけてみなければわからない」と不機嫌な返事だった。所持品について保育所の考え方を話したが、「A児は、自分のものはよくわかっているから名前を書く必要はありません」と言い、理解してもらえなかった。ブランド名・販売店については「当時の店はなくなり、入手方法はありません」との返事だった。

●夜遅くまで起きているのは、保育所のせい
1歳の誕生日を迎えた女児の母親が、「夜なかなか寝ず遅くまで起きているのは、保育所で好きなだけ寝かせているからではないか」と言ってきた。担任は、午睡の長さや時間帯、日中の休息の必要性などを説明したが、なかなか理解してもらえず、「夜早く寝かせたいので、午睡時間は1時間にして欲しい」と要望してきた。その後、保育所では、女児が熟睡していても、起すことにした。
数日後、起されている時の不機嫌な女児の様子を母親に伝えると、母親は「午睡時間を短くしてもらっても、子供が夜遅くまで起きている。夜遅くまで子供に付き合っていると、働いている自分の体が休まらないので、保育所での午睡はなくして欲しい」と言う。

●「なんで救急車呼ばんかったか!」父親が怒鳴り込む
A子(5歳)が、ズックが脱げかかりその拍子にころんで机の角にぶつかり、眉の横を切った。その日は新しい大きいサイズのズック(ぶかぶかであった)に替わったばかりだった。母親に怪我の状態を連絡し、希望の病院へ職員が連れて行き、母親にも直接病院に来てもらう。2針縫う処置だった。
翌日に父親が「なんで救急車呼ばんかったか!」と怒鳴り込んでくる。
「頭の中に傷が残ったらどうする。MRIを撮れ!」などと電話や直接来所して大きな声で脅すように言うので担当医師と面談してもらった。医師に対しても「傷が残ったらどうしてくれるんだ」と怒鳴った。保育所に対しては「●月●日まで文書で回答せよ」と迫る。
女性ばかりの職場であるので大きな声で怒鳴られると職員も怯え、ますます要求がエスカレートしてきた。

●「アレルゲン食品を与えたのではないか」と邪推
食物アレルギー疾患(乳製品)の3歳児の母親から、「帰宅後腹部と背中に発疹があったので病院へ行こうと思っているが、給食での状況はどうだったか、乳製品を食べさせたのではないか」と、電話で立腹した口調で、問い合わせがあった。
調理員、担当保育士に下記の事項を確認し、母親に伝えた。
・調理過程・盛り付け時に除去は確実に行われていたか。
・担当保育士は、間違いなく専用の食事を配膳したか、また他の子のものを間違って食べたかどうか確認をすることができるか。
・おやつの食品分析表を確認していたか。
一方、保育士は朝一番のオムツ換えの折に、腹部と背中の一部に赤い発疹を認めており、昨日一昨日の週末にできたあせもだろうと思っていたが、保護者はこのことにはあまり触れず、病院での受診結果を聞かせてくれるよう依頼した。

●「うちの子供が嘘をつくわけがない」と保育士解雇を要求
C子(2歳)の母親から「うちのC子に対して、担任のB保育士が『ブサイク!』と言うとはどういうことですか?家に帰ってC子が私に言いました」と相当な剣幕で苦情を告げてきた。B保育士に確認したところ、当然ながら、そのような事を言ったことはないとのことだったので、その旨を丁寧に説明したが、「うちのC子が嘘をつくわけがない。こんな担当ではうちのC子がかわいそうだから換えて欲しい」と要求された。また、次々と保育士の対応の悪さを取り上げ、そのたびごとに保育所玄関先などで声高に抗議し、子供を欠席させている。現在では、子供を退所させると息まき、B保育士を辞職させるよう求めている。

●母親の精神不安定、「保育所側のせい」
ある時、C子の父が勤務先から帰ると、母親が泣いていた。事情を聞くと、我が子が同じクラスのB子の手を噛んだことを担任の保育士から聞かされた。母は謝ろうと思い、B子の家に電話をすると、なぜか、既に相手は誰に噛まれたかを知っていた。幸い「気にしないで・・・」と言われたのだが、その保護者とは、今まで仲良くしていた相手なので、それ以来気に病んでいる。
父親は、「我が子も噛まれたことはあるのに、謝ってもらったことも、誰に噛まれたかも教えてもらっていない。人によって保育所側の対応が違う。母親の精神状態が不安定のままよくならなかったら、保育所のせいなので、●●に知った人がいるからそこに市と保育施設を訴えたい」と言った。

●保育所でシラミもらったに違いないと信じ込む
4歳女児がまつ毛にシラミの卵があったことを知って、その母親が、「これは、きっと保育所で誰かにうつされたに決まっている!」と保育所に訴えてきた。そのとき、以前から、時々保育所で小さいケガをしていることが多いとして、そのことも同時に訴えてきた。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年06月20日 01時01分40秒
コメント(0) | コメントを書く
[社会] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X