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2009年01月03日
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カテゴリ:映画・テレビ
年末の朝日新聞に大河ドラマについての特集記事がありました。

これからの大河ドラマについて、色々な著名人の意見が載っていて、その中で「権力者以外もとりあげて欲しい」という意見が目を引きました。私も先月このブログで小津安二郎を書いた時、文化人も大河ドラマでやってみては、という意見をちょうど書いたばかりでしたので、全く同感でした。

仮に今までのように権力者やその周辺の人物をやるにしても、できればまだとりあげていない人物をやって欲しいと私は思います。少なくとも信長、秀吉、家康は何度も出てきたので、もういいでしょう。

有名な人物でないと視聴率が稼げないのでは、という懸念も確かにあるでしょうが、去年の「篤姫」のように、あまり知られていない人物でもドラマの中身がよくて大成功した例もあるわけで、世間の光の当たっていない人物がどんどん出てきて欲しいなと、個人的には思います。

そういう意味では、今年の「天地人」の直江兼続はまさに盲点で、ちょっと楽しみです。来年の「龍馬伝」はちょっと微妙かな。

朝日新聞の記事の中では、今後やって欲しい人物の一人として、伊能忠敬が挙がっていました。意表を突かれましたが、きっと面白いと思います。伊能忠敬は50歳を過ぎてから後世に残る仕事を成し遂げていますから、我々のような凡人には希望を与えてくれる存在になると思います。ロケは大変でしょうが。

それ以外には、平賀源内なども挙がっていました。これも面白そうですね。ボリューム的に1年持つかどうかわからないので、とりあえず単発2時間ドラマでもいいかも知れませんが。

その他、こんな人物をやったら面白いのではと私が思うのは・・・

1.渋沢栄一
このブログを始めた頃にも書いたことのある人物です。江戸時代に農民として生まれ、幕臣となった後、明治新政府の大蔵官僚を経て民間人となり、生涯に500社以上の企業の設立にかかわり、昭和まで生きた人物です。日本資本主義の父とも呼ばれています。道徳経済合一説を唱え、企業人に節度ある行動を常に求めた人物でした。
実は去年の大河ドラマの候補にも挙がっていたようです。

2.藤堂高虎
戦国武将の一人で、生涯に主君を7回変えています。最終的には徳川家康の厚い信頼を得るに至り、津藩32万石は江戸時代を通じて、外様の先鋒を命じられる存在となりました。城造りの名人とも言われ、数々の名城の建築も手がけています。
私も伊賀上野城へ行ったことがありますが、石垣は相当重厚で、小高い丘の上に立つ天守閣は更に高く感じました。

3.シーボルト
ドイツ人ですが、江戸時代にオランダから派遣され医師として長崎の出島に滞在し、日本人女性との間に1女をもうけています。日本地図を海外に持ち出そうとしたことが発覚し、国外追放処分を受けますが、幕末の開国後、1859年に再び来日を果たし、日本に残した妻子とも再会を果たします。
現実的には、シーボルトを演じられる俳優が日本にいるかどうか、という難しい問題がありますが。外国の俳優が1年間日本の大河ドラマに出演し続けるというのもちょっと困難かと・・・。

4.小栗忠順(ただまさ)
小栗上野介としても知られています。江戸幕府勘定奉行で、幕末にフランスとの提携を進め、幕府を最後まで支えた人物として知られています。1860年の幕府の欧米使節団のナンバー3として、通貨の交換比率を是正させる交渉にも成功しています。欧米に対して「NOと言える日本」を最初に体現した人物といえるかも知れません。
戊辰戦争の混乱の中、無実の罪で捕らえられ処刑されてしまいますが、母と身重の妻は会津へ逃げのび、小栗の死後に長女が誕生します。その子孫は日露戦争後に東郷平八郎の屋敷に招待され、小栗の建設した横須賀製鉄所(=造船所)のおかげで勝つことができた、と東郷が語ったと伝えられています。
幕末は去年やったばかりですし、来年には「龍馬伝」も控えていますので、当分難しいかも知れません。

5.保科正之
このブログでも書いたことがありますが、江戸時代初期の会津藩主です。3代将軍家光の異母弟で、信州の保科家に養子に出た後、出羽を経て会津に移りました。家光の信頼が厚く、4代将軍家綱の補佐を務め、明暦の大火で江戸城天守閣が焼け落ちた際、再建をしない決断を下したのも保科正之でした。会津においては米の備蓄を進め、飢饉の際には備蓄米を放出し餓死者を出さなかったといわれています。また家訓15箇条は幕末まで会津藩に大きな影響を与え続けました。
幕政と藩政の両方で実績を残した点などを考えると、上杉鷹山よりも評価されてもいい存在かも知れませんが、全国的な知名度は非常に低いのが現状です。

番外編.スタルヒン
日本のプロ野球草創期に活躍した大投手です。戦前は巨人で活躍し、300勝も達成しました。戦時中は須田博と改名させられてしまいました。スパイではないかと疑われたこともあったようです。戦後は主にパリーグの弱小球団を渡り歩き、ファンサービスの重要性を常に説いていたといわれています。
現実的には、誰がスタルヒンを演じられるか、試合の場面をどうするか、など色々難しい点がありますね。

以上、思いつくままに勝手に書いてみましたが、他にもふさわしい人物はたくさんいるかと思います。いずれにしても、ベースとなる原作がないと難しいかも知れませんが。





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Last updated  2009年01月03日 22時40分42秒
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