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2009年01月18日
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テーマ:相撲(1784)
カテゴリ:スポーツ
驚きました!何と元横綱輪島がNHKテレビの大相撲中継のゲスト解説者として、この初場所中日に登場しました。

夕方たまたま何気なくNHKにチャンネルを合わせたら、輪島とデーモン小暮閣下が揃って映っていました。一瞬目を疑いました。でも間違いなくNHKの解説者席です。NHKが輪島を呼んだのか?!私の中ではありえない光景でした。

輪島といえば、現役引退後花籠親方になった後、年寄株を借金の担保に入れていた問題が発覚し、85年に相撲協会を退職しています。それ以来、テレビでコメントを求められることは時々ありましたが、大相撲に直接かかわることはめったにありませんでした。

その輪島が、大相撲報道の本丸のNHKに出ているのです。不祥事で相撲界を去った人間を、お堅いNHKが迎え入れるなど、全く想像できませんでした。NHKにおける輪島の事実上の名誉回復というと大げさかも知れませんが、それくらいのインパクトはあります。

輪島も初めての解説者席でかなり緊張していたようですが、デーモン小暮閣下が横でいいフォローをしていました。また、デーモンが輪島ファンだということは知っていましたが、輪島の引退相撲まで見に行くほどの熱烈なファンだったということまでは知りませんでした。

取組の合間には、輪島の現役時代の懐かしい映像が盛りだくさんでした。最後の優勝となった80年九州場所の千代の富士戦、75年秋場所のしぶとい増位山を下した一番、デーモンが大絶賛する72年秋場所の貴ノ花との水入りの大一番、それだけでは終わりませんでした。

輪島の「黄金の左」特集もありました。全勝優勝で横綱昇進を決めた73年夏場所の北の富士戦、横綱昇進目前の北の湖を本割り、優勝決定戦と連続で破って逆転優勝を果たした74年名古屋場所千秋楽、78年名古屋場所に新横綱若乃花(2代目)を下した一番、立て続けに流されました。

輪島の左下手投げは右からの強烈な絞りがあってこそ決まる技だったとは以前から言われていましたが、この日の中継でもその話題になりました。昔から「江戸の関取は下手投げは食わない」とも言われ、上手と下手の投げの打ち合いでは上手が有利というのが相撲の常識ですが、輪島の下手投げはそれを覆すものでした。しかも土俵際ではなく土俵の中央で下手投げを決めてしまうところがすごい、とデーモンは語っていました。

輪島は絶頂期の73年九州場所12日目の大関貴ノ花戦で右手指に裂傷を負って以来、右からの攻めが思うようにできなくなった、という話がデーモンから出たりもしました。私は輪島が一番強かったこの頃を知らない、いわば乗り遅れた輪島ファンなので、初めて耳にする話でした。

デーモンは輪島について、膝の使い方がとてもうまい力士だったと、放送中コメントしていました。デーモンの相撲を見る目には本当に恐れ入ったという感じがしました。私などとても足元にも及びません。

輪島が負けた相撲もちゃんと放送していました。さすがはNHKです。輪島の苦手といえば高見山ですが、その巨漢高見山に左ノド輪で一気に電車道で土俵の外へ持っていかれる相撲が2番連続で流されました。高見山は嫌だったなあと輪島も素直に語っていました。

さらにはダメ押しで、輪島が入門間もない頃、髪が伸びずに髷が結えない頭にパーマをかけた姿で稽古している姿の映像が流れました。NHKの大サービスですね。

パーマをかけて土俵に上がるなど、相撲界では前代未聞だったようですが、輪島は高校時代美容院で下宿していて、美容院は輪島自身にとってはそんなに特別なものではなかった、というようなことを解説席で語っていました。

さて肝心の輪島の解説ぶりですが、現役力士たちに優しい目線を注いでいる様子がところどころに感じられました。確かにまだ不慣れなところはあって、時々アナウンサーと声がかぶってしまったりもしましたが、ネットで見る限り、好感を持った人も多かったようです。

またぜひデーモンとセットで登場してほしいです。天然ボケで周囲を困惑させはしないかと、最初は内心ハラハラしながら見ていましたが、全く大丈夫でしたね。





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Last updated  2009年01月19日 21時39分51秒
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