大相撲初場所前半戦終了
初場所も折り返し点に来ました。全勝の横綱白鵬を1敗で横綱朝青龍と平幕の旭天鵬が追っています。優勝争いは2人の横綱にほぼ絞られたのではと思います。旭天鵬は好調のようですが、優勝となるとさすがにないのでは。朝青龍はここまで7勝1敗ですが、上出来ではないでしょうか。ここからが正念場でしょう。後半戦にスタミナがもつかどうか。2日目の稀勢の里戦は座布団がすごかったですね。2場所休んでいきなり15戦全勝では、対戦相手の力士のレベルが疑われますし、朝青龍の傍若無人ぶりに拍車がかかる危険性がありました。朝青龍ファンには悪いですが、あの1敗にほっとした相撲ファンは多かったのではと思います。白鵬は強いですね。落ち着いているし、しっかり受けて立っていて、横綱相撲という感じがしますね。立ち合いの時の構えが貴乃花に何か似ています。その一方で、大関陣は何やってるんだという感じですね。8日目まで終わって、誰も優勝争いに絡んでいません。千代大海が初日から7連敗して休場してしまいましたが、右ひじが使えないので仕方ないですね。ひどすぎるのは琴光喜ですね。もう5敗もしています。勝ち越しも厳しいかも知れません。豪栄道戦、稀勢の里戦、安馬戦など、どちらが大関かわからないような負け方です。体調が万全ではないようですが、こんな相撲をとっているうちは、とても横綱は狙えないでしょう。