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カテゴリ:仕事のこと
今日嬉しいことがあった。
担当している2人目を妊娠中の患者さん。 1回目は歯ぐきの検査と歯磨き指導をした。 2回目は歯石の除去と歯磨き指導のチェックとフォロー。 そして今日が3回目で再び歯ぐきの検査をして、きれいになっていれば修了→3~6ヵ月後の検診&クリーニング&メインテナンスへとなり、歯ぐきの深いところにまだ歯石が残っているようであれば深い部分の歯石除去へ、歯石はないが歯茎がきれいになっていない場合はしばらく様子をみて再来院、再指導となる。 最初、この患者さんのお口の中は前歯には歯石がいっぱい付いていて、歯並びも良くない、歯磨きも不十分で歯磨きをするとすぐに出血してしまうような歯ぐきだった。 2回目の担当で歯石除去をした時も、歯磨きは歯医者さんに来る前にしました!という感じで、1回目となんら変わりがなく、その日のその方の業務記録に「危機感全くなし」と書いたほどだった。 今日、診療前にカルテをチェックした時は「ああ、今日この方来るのか~」と思い、また変わりないんだろうな~と正直思っていた。 それが、お名前をお呼びした時からその患者さんはニコニコ。 あれ!?今日は何だか違う? チェアに案内し歯磨きと歯石を取ったことでどのくらい歯ぐきが引き締まったか検査しますね、と口の中を見てビックリ!! 先回までの2回と違って、磨き残しがほとんどなくなっていて、歯ぐきも引き締まり、赤く腫れていた歯ぐきがピンク色になっていた。 検査結果も1回目の検査で歯周ポケットが5ミリ6ミリのところがあったのにもかかわらず、今日は一番深いところでも3ミリ。 前回から20日近く間が開いていたものの、この期間でこれだけ劇的に変化していることはなかなかないので、何度も間違ってないかと計り直したほど。 結果をその方にお話して「正直私も驚いています~すごくきれいになっていますね!」と褒めたらその方も良くなったことが自分でもわかり、それが嬉しい!と、とても喜んでおられた。 しかし・・・2回目まで全く改善傾向になかった方なのに何故3回目で!? と気になったので、思い切ってその方に「何がきっかけになりましたか?」と聞いてみた。 すると2回目の歯石除去のあとに私が普通の歯ブラシでのブラッシングであまり結果が出なかったことで、歯並びが良くない方ということもあり、再度普通の歯ブラシでの指導をやめて、ポイント磨き用の歯ブラシ「プラウト」のみで磨くことを薦めたことがきっかけになったとおっしゃった。 この歯ブラシがとても磨きやすくて、磨くと気持ちがいいので頑張る気持ちになれましたとのこと。 そのうち毎回歯磨きの時に出血していたのがしなくなり、自分でもきれいになって来たのがわかるようになってきて、そのままモチベーションが継続している様子だった。 歯周ポケットの深さも、歯を支えている骨が減って深くなっていたのではなく、歯ぐきが腫れていることで一時的に深くなっていただけだった様子。 これで、何の不安も残さず出産を迎えていただける。 最後は出産されて落ち着かれたら、またメインテナンスに来ていただくようにお話してお互いに笑顔でお別れした。 全てが全てこういう終わり方をする患者さんじゃないだけに、こういう結果が出たときは本当に嬉しい。 今日はその方の他にも双子ちゃんのママも担当したので、双子ちゃんママの指導のついでに、このプラウトはお子さんの仕上げ磨きをする時に使われてもとても良いですよ♪とお薦めしたら、ご自分の分とお子さんの人数分プラウトを買って帰られた。 わーお☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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