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カテゴリ:日々の出来事
先週の水曜日、いつものように仕事から帰って夕食を食べてからウォーキングに出かけた。
夏休み中とあって、小4の三女が時々自転車でウォーキングのお供について来ていた。 その日も一緒に行くというので21時頃家を出た。 30分ほど歩いた頃、いつも通る道沿いに建つ、ある1軒の家の3階のベランダから炎が出ているのが見えた。 「え!?」近づいてよく見るとやっぱりベランダから火がメラメラと出ている。 ベランダの窓は閉まっていて、部屋の電気は消えている。 家の中は燃えていなくて、あくまでもベランダで何かが燃えるというのがわかった。 時間は夜の9時半を回っていたので歩いている人も他にいなくて、車の通りも少ない道。 考える暇もなく、その家のインターホンを何度も何度も押し続けた。 夜遅めの時間ということで、なかなか人が出てこない。 ドアをドンドンと叩いて「火事です!3階のベランダが燃えてます!」と叫ぶ。 程なくその家のおばあちゃんが玄関ドアを開けてくれたので、中にいる人にわかるように「3階のベランダが燃えています」と大きな声で繰り返し、おばあちゃんには外に逃げるようにうながした。 そうこうしながら携帯から119に電話。 その時、近所のOLさんが「火事ですよね」と異変に気づき出てきてくれたので、途中電話をOLさんに代わって消防に住所を伝えてもらった。 その間もベランダからパンパンと2回高い音で爆発音がして、怖かった。 いったい何が燃えているのか!? おばあちゃんと中学生のお孫さんが家の外に出てきて炎が上がっているベランダを見た。 お孫さんがクーラーの室外機じゃないか、雑誌とか回りに置いてあったからそれが燃えたのかも・・・と言った。 その家のお父さんが水をかけて消火を試みて下さり、程なく炎は小さくなり、煙だけになった。 そして消防車が到着。 やっぱりベランダに置かれた室外機が燃えていたようで、火の気がないことから室外機から発火した様子。 消防車のサイレンで近所の人が家の外に出て来た。 パンパンと爆発音がしたのを誰かが花火をしていると思っていた人が多かったようだ。 一緒にいた三女はびっくりしたと思うが、意外と落ち着いていた。 火が消えたことを確認して三女と一緒に帰宅。 次の日、携帯の着信から消防署から改めて火事発見時のお話を聞きたいと電話がかかってきて、後日消防署へ説明に出向いた。 こんなことは人生初。 まさかウォーキング中に火事に遭遇するとは・・・ しかしクーラーの室外機から発火するなんて考えただけでも怖い! クーラーを使っている時は窓も閉めているだろうし、当然気が付くのも遅くなるだろうし。 次の日、同じ時間帯にまたウォーキングでその家の前を通ると、その家のおばあちゃんが家の前で待っていてお礼を言われた。 私が毎日ウォーキングしていて、ここを通ると言ったことを覚えて下さっていたようで。 でも本当にボヤ程度で済んでよかった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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