ありがとう、そしてよろしく!
大晦日もこうして「魔法のおっぱい」を訪ねて下さったみなさま。今年1年ありがとうございました。今年も私書箱のほうに相談のメール、お礼のメール、断乳卒乳報告のメール等など、たくさんの方々からメールをいただきましたが、その中で「乳腺炎で検索したら、こちらが一番に出てきたので、参考にさせていただきました」とか「指しゃぶりで検索してこちらにたどり着きました」というものが多くあり、本当にそうなのか?とYAHOO!で「乳腺炎」「指しゃぶり」等で検索してみたところ、本当に上位表示されていて、とてもビックリしたということがありました。医師でも看護師でも助産師でもない、1個人の私の子育ての経験が悩んだり、不安感でいっぱいのママ達の力になり得るのだろうかと、あまりの責任の重さにたじろいだり、時には自信をなくしそうになったこともありました。忙しい日々の中で、新たな情報を書き加えたり、訂正したり、わかりやすい言い回しに変えて行く作業がなかなかはかどらず、もどかしく思った時も多々あります。私は決して完璧な母ではないし、失敗しながら子供と一緒にいろんな経験を積んでいくタイプです。母乳育児も母乳オンリーにこだわらず、「あくまでもママがやりたい育児」ができるための、方法を教えてあげることが出来ればいいと思っています。実は私は子供はあまり好きではありませんでしたし、どっちかといえば赤ちゃんもどう扱っていいかがわからないので、苦手・・というタイプでした。でもこんな私でも今は3人の子を持つ母であり、最近はめっきり子供達に助けられ、励まされ、支えられていたりします。新生児期、空が明るくなる頃ようやく赤ちゃんが寝てくれて、やっと眠れる~!と涙した日々。いつになったら授乳間隔が3時間とか4時間とか開くのかなあ・・・と先の見えない育児の不安に押しつぶされそうになった日々。1度でいいから6時間以上続けて寝てみたいなあ、朝子供に起こされずに自分が自然に目が覚めるまで寝てみたいなあ、と思った日々が今では懐かしく思い出されます。今の私は予定のない休日は子供より遅く起き、長女が作っておいてくれたおにぎりを「ありがとう~」なんて言いながら食べていたりして、あんな何も出来なかった赤ちゃんが、私にご飯を作ってくれるようにまでなったのかと思うと、本当に涙が出てきそうになったりします。今、育児ストレスに押しつぶされそうになっているママも、新生児育児でヘロヘロ、ボロボロになっているママもいつかきっと、そんな日々が懐かしく思い出される日がきっと来ますよ!決して無理はしない。でも赤ちゃんのために少しだけ努力してみることだけは忘れないで下さい。今のあなたができる範囲のことでいいのです。今年初めてママになったみなさま、そして2人目育児で上の子にイライラしているママのみなさま、そして3人目、4人目・・のベテランママさん、2005年もおっぱい育児ご苦労さまでした。そして来年も楽しくおっぱい育児ができますように!